特許
J-GLOBAL ID:200903085877867740

開口容易な蓋

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 周藤 悦郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-177728
公開番号(公開出願番号):特開平8-026274
出願日: 1994年07月07日
公開日(公表日): 1996年01月30日
要約:
【要約】【目的】不完全開口が極めて起こり難い、切断片が脱離不能な開口容易な蓋。【構成】開口部12となるべき切断片部13の大部分を区画するスコア線14が、蓋のパネル部11の中央に形成されたリベット部15の側方にヒンジ部16を残して、ヒンジ部16の第1の端部14aからリベット部15の首部15aの前端部15a1に沿って近接した円弧部分14bを形成し、パネル部11周辺において湾曲部14cを形成した後、ヒンジ部16の他側の第2の端部14dで終わっている。リベット部15に、摘みタブ17がその前部が切断片部13の上部に位置して固着されている。スコア線14が切断した後も、切断片18がヒンジ部16によりパネル部11に付着している。リベット部の首部15aは、前端部15a1が曲率半径が比較的小さい第1の円弧部20よりなり、ほぼ後半部が曲率半径が第1の円弧部20の曲率半径より大きい第2の円弧部21よりなり、第2の円弧部21の曲率中心がパネル部11の中心と一致する。
請求項(抜粋):
飲み口等となる開口部となるべき部分である切断片部の大部分を区画するスコア線が、蓋本体のパネル部の中央に形成されたリベット部の片側ほぼ側方にヒンジ部を残して、ヒンジ部の片側の第1の端部からリベット部の首部の前端部に沿って近接した円弧部分を形成し、パネル部周辺において湾曲部を形成した後、ヒンジ部の他側の第2の端部で終わるよう形成されており、リベット部の首部に摘みタブが、摘みタブの固着部によりパネル部に実質的に平行に、摘みタブの前部が切断片部の一部の上部に位置し、摘みタブの後部を引き上げると前部が下降して切断片部を押圧して、スコア線が切断し切断片が形成されるように固着されていて、スコア線が切断した後も、垂れ下がった切断片がヒンジ部によりパネル部に付着している切断片が脱離不能な開口容易な蓋において、リベット部の首部は、前端部が曲率半径が比較的小さい第1の円弧部よりなり、ほぼ後半部が曲率半径が第1の円弧部の曲率半径より大きい第2の円弧部よりなり、第2の円弧部の曲率中心がパネル部の中心と一致することを特徴とする開口容易な蓋。

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