特許
J-GLOBAL ID:200903085884020949

燃料切換え型燃料電池発電システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-220553
公開番号(公開出願番号):特開平8-088015
出願日: 1994年09月14日
公開日(公表日): 1996年04月02日
要約:
【要約】【目的】本発明は、常時用気体燃料がしゃ断された場合でも、スムーズに非常用液体燃料への切り替えを行って燃料電池本体での動作を継続する。【構成】都市ガスの供給がしゃ断され、メタノール26に切り替えて燃料電池本体13での動作を継続する際、エジェクタ5の入口側における燃料の炭素原子の総量を第1のガス検出装置40により検出し、かつ蒸気化されたメタノールの炭素原子の総量を第2のガス検出装置41により検出し、このうち第2のガス分析装置41により検出された炭素原子の総量を目標値とし、第1のガス分析装置40により検出された炭素原子の総量を基準としてエジェクタ5の制御モード及び制御変数の移行を行う。
請求項(抜粋):
常時用気体燃料をエジェクタにおいて水蒸気と混合して改質器に供給し、この改質器により水素リッチガスに改質して燃料電池本体に供給することにより発電を行い、かつ前記常時用気体燃料の供給がしゃ断された場合、非常用液体燃料を蒸気化して前記エジェクタにおいて水蒸気と混合し、さらに前記改質器を通して前記燃料電池本体に供給して発電を行う燃料切換え型燃料電池発電システムにおいて、前記改質器に供給される燃料の炭素原子の総量を検出するガス分析手段と、前記常時用気体燃料から前記非常用液体燃料に切り替わる際に、前記ガス分析手段により検出された炭素原子の総量に基づいて前記エジェクタの少なくとも制御モードの移行を行う制御手段と、を具備したことを特徴とする燃料切換え型燃料電池発電システム。

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