特許
J-GLOBAL ID:200903085897275245

短絡方向継電器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-256687
公開番号(公開出願番号):特開2000-092693
出願日: 1998年09月10日
公開日(公表日): 2000年03月31日
要約:
【要約】【課題】保護協調上必要な時間、継続して事故の検出及び保護動作出力を送出可能にすることにある。【解決手段】入力電流と入力電圧の位相差を検出する方向要素21と、入力電流の大きさを検出する過電流要素22と、これら両要素により検出された位相差及び電流の大きさから短絡事故の有無を判定し、短絡事故有りと判定されると保護動作出力を送出する判定部23と、この判定部23により短絡事故が発生していると判定されたことを条件に入力電流から短絡事故電流の大きさを検出して短絡事故が継続しているか否かを判定し、事故継続していると判定されると保護動作出力を送出する事故継続検出手段27と、判定部23及び事故継続検出手段27より出される保護動作出力を電力系統上の他の保護継電器との保護協調に必要な時限後に送出する時限装置26とを備える。
請求項(抜粋):
電力系統に設けられた計器用変流器及び計器用変圧器より電流及び電圧を入力し、これら入力電流及び入力電圧から短絡事故の発生を検出して保護動作出力を送出するようにした短絡方向継電器において、前記入力電流と入力電圧の位相差を検出する方向要素と、前記入力電流の大きさを検出する過電流要素と、これら両要素により検出された位相差及び電流の大きさから短絡事故の有無を判定し、短絡事故有りと判定されると保護動作出力を送出する判定部と、この判定部により短絡事故が発生していると判定されたことを条件に前記入力電流から短絡事故電流の大きさを検出して前記短絡事故が継続しているか否かを判定し、事故継続していると判定されると保護動作出力を送出する事故継続検出手段と、前記判定部及び前記事故継続検出手段より出される保護動作出力を電力系統上の他の保護継電器との保護協調に必要な時限後に送出する時限手段とを備えたことを特徴とする短絡方向継電器。
Fターム (4件):
5G058EE01 ,  5G058EF02 ,  5G058EG05 ,  5G058EH02

前のページに戻る