特許
J-GLOBAL ID:200903085898491502

コンパイラを記憶した記憶媒体及びコンパイル装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原田 一男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-065865
公開番号(公開出願番号):特開2001-344114
出願日: 2001年03月09日
公開日(公表日): 2001年12月14日
要約:
【要約】【課題】並列コンピュータで実行され且つ並列化させる処理範囲毎に使用するプロセッサの範囲が規定されるプログラムをコンパイルするコンパイラにおいて、プロセッサの範囲の包含・排他の検査処理を高速化すること。【解決手段】コンパイラは、第1処理範囲の使用プロセッサ範囲が当該第1処理範囲を包含し且つ1つ上位の第2処理範囲の使用プロセッサ範囲に包含されるか検査する包含検査処理と、第1処理範囲の使用プロセッサ範囲と第2処理範囲に包含される第3処理範囲の使用プロセッサ範囲とが排他的であることを検査する排他検査処理とを、全コンパイル処理における文解析段階において行う。また、包含検査処理及び排他検査処理において、スタックを使用して使用プロセッサ範囲の構造を解析させる。さらに、使用プロセッサ範囲をビット・ベクトルで表現し、ビットベクトル同士の論理演算により包含検査処理及び排他検査処理を行う。
請求項(抜粋):
複数のプロセッサを有するコンピュータにて実行されるプログラムをコンパイルするコンパイラを記憶した記憶媒体であって、前記コンパイラは、コンパイルを行うコンピュータに、前記プログラム内において並列化させる処理範囲毎に使用するプロセッサの範囲が前記プログラムに規定されている場合に、第1の処理範囲で使用する前記プロセッサの範囲が当該第1の処理範囲を包含し且つ1つ上位の第2の処理範囲で使用される前記プロセッサの範囲に包含されるか検査する包含検査処理と、前記第1の処理範囲で使用される前記プロセッサの範囲と前記第2の処理範囲に包含される第3の処理範囲で使用される前記プロセッサの範囲とが排他的であることを検査する排他検査処理とを、全コンパイル処理における文解析処理において実施させることを特徴とするコンパイラを記憶した記憶媒体。
Fターム (2件):
5B081CC11 ,  5B081CC61

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