特許
J-GLOBAL ID:200903085902183737

給紙装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 司朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-056471
公開番号(公開出願番号):特開平10-250862
出願日: 1997年03月11日
公開日(公表日): 1998年09月22日
要約:
【要約】【課題】 捌き機構を備えた給紙装置であって、その捌き作用を確保したまま給紙時間を短縮することができる給紙装置を提供すること。【解決手段】 縦搬送ローラ41の搬送速度より遅い第1の給紙速度で、給紙カセット21から繰り出され、捌きローラ31cで捌かれ、分離された1枚のシートSの先端が、給紙センサー31dで検出されると、給紙ローラ31bの給紙速度を、縦搬送ローラ41の搬送速度と同程度の第2の給紙速度まで向上させる。メイン制御部から停止信号が入力されると、給紙ローラ31bを停止させるため、スローダウン動作で減速させ、コピーリクエスト信号が入力されると、給紙ローラ31bの給紙速度を、給紙センサー31dがオンされていない場合は第1の給紙速度に制御し、給紙センサー31dがオンされている場合は第2の給紙速度に制御する。
請求項(抜粋):
シート収納部に積載されたシートを1枚ずつ給送しつつ、外部からの信号にしたがって給送を停止・再開する給紙装置であって、シート収納部の近傍に設けられ、給紙ローラと協働してシートを捌く捌き部材と、当該捌き部材の下流側に配され、シートをさらに下流に搬送する搬送手段と、前記捌き部材と前記搬送手段との間に設けられ、搬送されるシートの有無を検出するシート検出手段と、前記給紙ローラを駆動するための駆動手段と、給紙速度変化手段とを備え、前記給紙速度変化手段は、前記シート検出手段によってシート収納部から取り出されたシートの先端が検出されるまでは、給紙速度を搬送手段による搬送速度よりも遅い第1の速度に制御し、シートの先端が検出された後は、給紙速度を搬送手段による搬送速度と略同じ第2の速度に制御し、外部から給紙停止信号が入力されると、給紙速度を所定の速度勾配で減速させる制御を行うことを特徴とする給紙装置。

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