特許
J-GLOBAL ID:200903085903486601

防水ケース

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-266196
公開番号(公開出願番号):特開平8-104191
出願日: 1994年10月05日
公開日(公表日): 1996年04月23日
要約:
【要約】【目的】 ケース本体の防水性を確保すると共に、ケース本体内に過剰圧が発生するのを防止する。【構成】 防水ケース3は、箱形状のケース本体4と、ケース本体4の蓋部7に形成された弁機構10と、ケース本体4の側面5Bに設けられたコネクタ8とからなり、弁機構10を、円板状に形成され弁体11と、弁体11の外周側に装着されたシール部材としてのOリング14とから構成する。そして、ケース本体4内の圧力が上昇すると、蓋部7の薄肉部9が外向きに弾性変形することにより、弁体11と共にOリング14を薄肉部9から離座させ、ケース本体4内の空気の一部を外部に排出させる。また、ケース本体4内が負圧傾向となったときには、薄肉部9を内向きに弾性変形させてOリング14を強く着座させ、外部の水分を含んだ空気等がケース本体4内に侵入するのを防止する。
請求項(抜粋):
箱形状をなし密閉容器として形成されたケース本体と、該ケース本体の一部を構成し該ケース本体の内,外の圧力差に応じて撓み変形する撓み部と、前記ケース本体の内,外を連通させる連通路と、該連通路を開,閉するように前記撓み部に設けられ、常時は該連通路を閉じることにより前記ケース本体内を外気に対して遮断する弁手段とを備え、該弁手段は、前記ケース本体内の圧力が上昇し前記撓み部が弾性変形したときに、前記連通路を開くことにより、前記ケース本体内を外気に連通させる構成としてなる防水ケース。

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