特許
J-GLOBAL ID:200903085910768299

無線基地局の経路指定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 恵一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-055718
公開番号(公開出願番号):特開平11-239154
出願日: 1998年02月23日
公開日(公表日): 1999年08月31日
要約:
【要約】【課題】 無線ネットワークにおける無線パケットの送受信において、経路を決定するために用いる無線パケットの数が少なく、トラヒック、無線品質の変動に対して最適の経路を決定することを目的とする。【解決手段】 無線基地局が最適経路を決定するために必要な情報を自局で測定すると共に近傍の基地局から受信して最適経路を決定する。最適経路の条件は、平均遅延時間が最小であること、無線パケットの一時的記憶容量が最小であること、無線パケットの再送回数が最小であることなどである。
請求項(抜粋):
複数の無線基地局から構成され、その無線基地局間で無線パケットによってデータの送受信が行われる無線ネットワークにおいて、無線基地局間で送受信される無線パケットを中継するための経路を決定する方法において、各無線基地局が最適経路を決定するために必要な情報を測定し、その情報が予め決めた上限閾値を超えた場合、または予め決めた下限閾値を下回った場合に隣接した無線基地局に最適経路を決定するために必要な情報を通知し、最適経路を決定するために必要な情報を受信した無線基地局が、前に周辺の無線基地局から得た周辺の無線基地局から通信目的の無線基地局への全最適経路を決定するために必要な情報を用いて最適経路を選び、通信目的の無線基地局への経路として決定し、経路が変更されたときには最適経路を決定するために必要な情報を隣接した無線基地局へ通知し、無線パケットを送信してからの送信無線基地局の途中経路変更を行うために必要な情報を測定し、その情報が予め定めた条件を満たした場合に、現在無線パケットを送信している無線基地局以外を通過する最適経路を決定し、経路が変更されたときには最適経路を決定するために必要な情報を隣接した無線基地局へ通知し、ある予め決定した時間、周辺の無線基地局からの無線パケットを受信しなかった、または送信しなかった時に、その周辺の無線基地局に最適経路を決定するための情報を無線パケットによって送信し、無線パケットを送信、中継する場合に自己の基地局を特定するための情報を無線パケットに記し、無線パケットを中継する場合に無線パケットに記された、今までに中継されてきた無線基地局の履歴に自己の無線基地局に関する情報が存在するか判断し、もし無線パケットに履歴があれば、前回中継した無線基地局を通らない最適経路を無線基地局への経路として決定することを特徴とする無線基地局の経路指定方法。
IPC (4件):
H04L 12/28 ,  H04B 7/24 ,  H04Q 7/36 ,  H04L 12/56
FI (4件):
H04L 11/00 310 B ,  H04B 7/24 E ,  H04B 7/26 104 A ,  H04L 11/20 102 D

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