特許
J-GLOBAL ID:200903085916968761

アンチロツク制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-173736
公開番号(公開出願番号):特開平5-016783
出願日: 1991年07月15日
公開日(公表日): 1993年01月26日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 アンチロック制御中ブレーキの追い踏み操作の場合、ブレーキシリンダ液圧をマスタシリンダ液圧より早く復帰できるよう、基準パターンとは別のパターンで加圧保持できるようにする。【構成】 マスタシリンダのブレーキ液圧検出手段と、ロック傾向検出直後の初期マスタシリンダ液圧と、その後増大傾向のマスタシリンダ液圧との差を求める比較手段と、両液圧間の差が第二所定値より大となる時に、補正信号を出力する補正信号出力手段と、補正信号が無い場合は、所定の時間的割合で加圧、保持を指令する第一加圧保持信号を出力する一方、補正信号がある場合は、単位時間当たりの加圧時間増大の割合で加圧、保持を指令する第二加圧保持信号を出力する加圧保持信号出力手段を設け、第一加圧保持信号の使用時よりもより早くブレーキシリンダ液圧をマスタシリンダ液圧に戻すことができる。
請求項(抜粋):
車両の各車輪に基づいて車輪のロック傾向を検出し、該ロック傾向を解除するアンチロック制御装置において、マスタシリンダの液圧を検出するブレーキ液圧検出手段と、該ロック傾向を検出した直後の初期マスタシリンダ液圧と、その後増大傾向にあるマスタシリンダ液圧を比較すると共に、両者の差を求める比較手段と、該差が0以上第一所定値以内の間に第一所定時間存在した事実があった後に、該マスタシリンダ液圧が該初期マスタシリンダ液圧より小となるまえに、該差が第二所定値よりも大きくなった時に、補正信号を出力する補正信号出力手段と、該補正信号が無い場合は、所定の時間的割合で加圧、保持を指令する第一加圧保持信号を出力する一方、該補正信号がある場合は、単位時間当たりの加圧時間を増大した割合で加圧、保持を指令する第二加圧保持信号を出力する加圧保持信号出力手段とを設けたことを特徴とするアンチロック制御装置。

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