特許
J-GLOBAL ID:200903085918014447

門脈圧を継続的に測定するための装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 恵一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-551377
公開番号(公開出願番号):特表2004-500180
出願日: 2001年01月09日
公開日(公表日): 2004年01月08日
要約:
食道および胃内に挿入されるタンポナーデ・バルーンと、ブライドル、タンポナーデ・シャフト、または食道バルーン上に位置決めされたセンサとを使用して、門脈圧を断続的に、または継続的に測定するための方法および装置。チューブを覆って取り付けられたタンポナーデ・バルーンが、横隔膜裂孔にわたって配置され、バルーンから患者外部の位置まで延びるルーメンを介して徐々に膨張される。タンポナーデ内部の測定圧力は、横隔膜を横切る側副肝静脈中の血流が遮断されるまで増大される。センサが静脈瘤の直径の変化、食道壁の色の変化、または血流の速度の変化を識別すると、食道静脈瘤内への血流の停止が合図される。静脈瘤血流の最下点での測定タンポナーデ圧力は門脈圧に等しい。
請求項(抜粋):
門脈圧を継続的に測定するための方法であって、 近位開端部および遠位開端部を有するチューブと、前記チューブを覆って取り付けられた食道膨張可能バルーンと、前記食道膨張バルーンを膨張させるために加圧流体を送るための前記食道膨張可能バルーン内に開いた第1の膨張ルーメンと、前記食道膨張バルーンと前記遠位開端部との間で前記チューブを覆って取り付けられた胃膨張可能バルーンと、前記胃バルーンを膨張させるために加圧流体を送るための前記胃膨張可能バルーン内に開いた第2の膨張ルーメンと、前記バルーンの一方に取り付けられたセンサとを有するデバイスを提供するステップと、 前記チューブの前記開端部を介して誘導子を通すことによって、前記デバイスを内視鏡、経口胃チューブ、または他のチューブ誘導子に対してバックロードするステップと、 食道を下るように前記誘導子を通すステップと、 食道を下って胃内部の位置まで、プッシャを用いて誘導子に沿って前記デバイスを前進させるステップと、 前記胃バルーンを胃内部に位置決めし、前記胃バルーンを膨張させるステップと、 牽引手段を用いて、近位の胃および横隔膜裂孔に対して前記胃バルーンを引張り、胃噴門に対して前記胃バルーンを位置させるステップと、 食道膨張可能バルーンを膨張させて、2つの対向するバルーンによって横隔膜裂孔にわたって前記デバイスを固定するステップと、 前記牽引手段を解除するステップと、 食道膨張可能バルーンの上方または近傍の位置に前記センサを位置付けて、食道静脈瘤を監視するステップと、 横隔膜裂孔を横切る門脈の血流が遮られるまで前記バルーンを徐々に膨張させるステップであって、食道静脈瘤がつぶれ、血流が止まる、または前記センサによって検出される最下点まで低減するステップと、 門脈圧の表示を得るために、前記食道膨張可能バルーンおよび前記胃膨張可能バルーン内部の圧力を監視するステップと を含む方法。
IPC (5件):
A61B5/00 ,  A61B1/00 ,  A61B5/0285 ,  A61B8/06 ,  A61B8/12
FI (5件):
A61B5/00 101M ,  A61B1/00 300B ,  A61B8/06 ,  A61B8/12 ,  A61B5/02 340H
Fターム (13件):
4C017AA08 ,  4C017AB10 ,  4C017AC01 ,  4C017AD01 ,  4C061AA02 ,  4C061FF36 ,  4C061HH51 ,  4C301DD02 ,  4C301EE20 ,  4C301FF09 ,  4C601DE01 ,  4C601EE30 ,  4C601FE03
引用特許:
審査官引用 (4件)
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引用文献:
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