特許
J-GLOBAL ID:200903085919516020
内燃機関のバルブタイミング制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-191760
公開番号(公開出願番号):特開平5-033617
出願日: 1991年07月31日
公開日(公表日): 1993年02月09日
要約:
【要約】【目的】 位相変換手段を任意の位置に安定かつ確実に保持して、バルブタイミングを機関の運転変化に応じて高精度に制御する。【構成】 従動スプロケット1とカムシャフト2との相対回動位相を変換する位相変換手段3と、該位相変換手段3のピストン18前後の第1,第2圧力室29,30に油圧を給排して作動させる油圧回路4とを備えた装置において、油圧回路4の途中に、各圧力室29,30に対して油圧を相対的に給排する分岐通路39,40を設けると共に、該分岐通路39,40を電磁アクチュエータ46を介して連続的に切り換え可能な切換弁45を設け、更に切換弁45の作動直後にピストン18と同期移動して切換弁45と共働して通孔38及び分岐通路39,40を閉成する可動部材36を設けた。
請求項(抜粋):
機関により駆動される回転体と、該回転体から伝達される回転力によりバルブを開作動させるカムを有するカムシャフトと、該回転体とカムシャフトとの間に設けられて、両者の相対回動位相を変換する位相変換手段と、該位相変換手段の端部に設けられた圧力室に油圧を給排して位相変換手段をカムシャフト軸方向に移動させる油圧回路を備えたバルブタイミング制御装置において、前記油圧回路の途中に、機関運転状態に応じて油圧回路を供給側と排出側に連続的に切り換え可能な切換手段を設けると共に、前記位相変換手段に連結されて、前記切換手段の切り換え作動直後の位相変換手段の移動と同期移動して前記油圧回路を切換手段と共働して閉成する可動部材を設けたことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
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