特許
J-GLOBAL ID:200903085920404031

能動騒音制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 宗治 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-065218
公開番号(公開出願番号):特開平11-259078
出願日: 1998年03月16日
公開日(公表日): 1999年09月24日
要約:
【要約】【課題】 騒音帯域内に複数個の音圧ピークが点在する場合にも、効果的に急峻な消音を行うことのできる能動騒音制御装置を提供する。【解決手段】 騒音検出器1a により検出された騒音信号を異なる帯域で帯域制限して騒音信号として出力するバンドパスフィルタ群5a と、誤差検出器1b により検出された騒音信号を、バンドパスフィルタ群5a と同じ帯域で帯域制限して誤差信号として出力するバンドパスフィルタ群5b と、バンドパスフィルタ群5a からの騒音信号を設定された係数に基づいてフィルタ処理する複数の適用フィルタ2と、誤差信号が最小になるように、対応する適用フィルタ2の係数を更新する複数の適用アルゴリズム3と、複数の適応フィルタ2の出力を加算して音波再生器4に出力する加算器7とを備えた。
請求項(抜粋):
騒音を検出する騒音検出器と、再生音を再生する音波再生器と、前記騒音と前記再生音との干渉音を検出する誤差検出器を有し、音場特性の時系列変化に適応しながら前記騒音検出器により検出した騒音と逆位相で同振幅の音波を前記音波再生器から再生音として再生して騒音と干渉させることで騒音を低減させる能動騒音制御装置において、前記騒音検出器により検出された騒音信号を異なる帯域で帯域制限して騒音信号として出力する複数のバンドパスフィルタからなる第1のバンドパスフィルタ群と、前記誤差検出器により検出された騒音信号を、前記第1のバンドパスフィルタ群のバンドパスフィルタと同じ帯域で帯域制限して誤差信号として出力する複数のバンドパスフィルタからなる第2のバンドパスフィルタ群と、前記第1のバンドパスフィルタ群のバンドパスフィルタからの騒音信号がそれぞれ入力され、設定された係数に基づいたフィルタ処理を行う複数の適用フィルタと、前記第1のバンドパスフィルタ群のバンドパスフィルタからの騒音信号及び前記第2のバンドパスフィルタ群のバンドパスフィルタからの誤差信号がそれぞれ入力され、入力された誤差信号が最小になるように、対応する前記適用フィルタの係数を更新する複数の適用アルゴリズムと、前記複数の適応フィルタの出力を加算して前記音波再生器に出力する加算器とを備えたことを特徴とする能動騒音制御装置。
IPC (2件):
G10K 11/178 ,  G01H 3/00
FI (2件):
G10K 11/16 H ,  G01H 3/00 A

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