特許
J-GLOBAL ID:200903085921478080

電源異常対応制御を備えた数値制御工作機械装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-170731
公開番号(公開出願番号):特開平6-019520
出願日: 1992年06月29日
公開日(公表日): 1994年01月28日
要約:
【要約】【目的】 無停電電源装置の容量を小さく抑えるとともに、工作機械各部の損傷を防止する。【構成】 計算機装置7とアクチュエータ駆動装置10,12の制御回路については、無停電電源装置4から常時電力を供給する。送り装置又は工具のアクチュエータ11,13は、瞬時停電等は許容できることから無停電電源装置4の負荷から外してその容量を軽減する。そして、電源の異常時間が、第1の設定値以下のレベル1ではアクチュエータ11,13を待避させ、第1の設定値を超え第2の設定値以下のレベル2では一加工工程を停止させて、回復時の干渉等を防止する。また、第2の設定値を超えたレベル3に達した場合は、加工再開時に備えて必要なデータを記憶して、異常回復時の円滑な加工再開を確保する。
請求項(抜粋):
工作機械のアクチュエータを駆動制御する駆動装置と、数値情報に基づいて前記アクチュエータの制御指令を生成して前記駆動装置に出力する計算機装置と、前記駆動装置の制御回路と前記計算機装置に電力を供給する無停電電源装置とを含んでなる数値制御工作機械装置において、前記無停電電源装置の入力電源の電圧低下を検出して電源異常検出信号を出力する電源異常検出手段と、該手段から出力される電源異常検出信号に基づいて電源異常の継続時間を計測する異常時間計測手段と、該異常時間計測手段から出力される異常時間の長さに応じて、予め定められた駆動装置に待避指令と加工中断指令を選択出力するとともに、電源異常回復時の加工制御再開に必要なデータを記憶させる異常対応制御手段を設けたことを特徴とする数値制御工作機械装置。
IPC (3件):
G05B 19/18 ,  B23Q 15/00 ,  G05B 9/02

前のページに戻る