特許
J-GLOBAL ID:200903085925029310
廃棄物焼却炉の次段燃焼室
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
水野 博文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-057436
公開番号(公開出願番号):特開平6-272833
出願日: 1993年03月17日
公開日(公表日): 1994年09月27日
要約:
【要約】【目的】次段燃焼室内の滞留時間を適宜調節することができると共に、スクラッバへの流入速度を高めることを目的とする。【構成】 焼却室の出室口側に接続された二次燃焼室(1)を、底部に灰出口を備えた略立設円筒状に形成すると共に、該室内に噴射するバ-ナ(7)を配置し、三次燃焼室(2)を、略横設円筒状に形成すると共に、その入室口付近には、空間断面径がテ-パ状に漸次絞られてなるスロ-ト部(9)を形成し、該スロート部から出室口側に寄った位置の内周面には、ブロアに連結された一次空気噴出ノズル(10)を環状に配置し、かつ一次空気噴出ノズルの噴出方向を、三次燃焼室の筒中心軸方向に一致させると共に、出口方向に向けて一定の傾斜角(α)に設定する。二次燃焼室、及び前記三次燃焼室の外周側全面を、エアージャケットで覆う。さらに、三次燃焼室の出室口付近の内周面には、ブロアに接続された三次空気噴出ノズル(13)を配置し、そ噴出方向を、三次燃焼室の筒中心軸方向に一致させると共に、出室口方向に向けて一定の傾斜角に設定している。
請求項(抜粋):
廃棄物の焼却室(3)とスクラッバ(洗煙装置)(8)との間に配置され、焼却室(3)の出室口側に接続された二次燃焼室と、及び二次燃焼室の出室口側に接続されてスクラッバ(8)へ連通される三次燃焼室とからなる廃棄物焼却炉の次段燃焼室において、二次燃焼室(1)を、底部(1b)に灰出口(1d)を備えた略立設円筒状に形成すると共に、該室内に噴射するバ-ナ燃焼手段(7)を配置し、三次燃焼室(2)を、略横設円筒状に形成すると共に、その入室口(2i)付近には、空間断面径がテ-パ状に漸次絞られてなるスロ-ト部(9)を形成し、該スロート部(9)から出室口(2o)側に寄った位置の内周面には、送風手段(6)に連結された一次空気噴出口(10)を環状に配置し、かつ該一次空気噴出口(10)の噴出方向を、三次燃焼室(2)の筒中心軸方向に一致させると共に、出口方向に向けて一定の傾斜角(α)に設定したことを特徴とする廃棄物焼却炉の次段燃焼室。
IPC (2件):
F23G 5/16 ZAB
, F23G 5/16
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