特許
J-GLOBAL ID:200903085928658814
蓄圧式燃料噴射装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-188748
公開番号(公開出願番号):特開2000-018052
出願日: 1998年07月03日
公開日(公表日): 2000年01月18日
要約:
【要約】【課題】 コモンレール圧の昇圧性を向上させることを目的とする。【解決手段】 ディーゼルエンジンの始動時に、ポンプ位相が明らかとなった時点からコモンレール圧が所定圧力以上に上昇するか、あるいはエンジン回転速度が所定回転速度以上に上昇するまでの間は、ポンプカムボトムからポンプカムトップまでの燃料圧送行程期間中、電磁弁30の電磁コイルへの通電ON時間と通電OFF時間とを交互に繰り返すことにより、電磁弁30の弁体が開弁しないようにして、プランジャ室圧の昇圧性を向上するようにした。そして、通電ON時間を、電磁弁駆動回路へ供給するバッテリ電圧が低い時の電磁弁閉弁応答時間よりも長くした。また、バッテリ電圧が低い時に電磁コイルに流れるフライバック電流が電磁弁閉弁保持下限電流値を下回らないように通電OFF時間を設定した。
請求項(抜粋):
(a)コモンレール内に蓄圧された高圧燃料をエンジンの各気筒に噴射するインジェクタと、(b)前記エンジンにより回転駆動されるカム、このカムの回転に伴って往復方向に駆動されるプランジャ、このプランジャを摺動可能に支持するシリンダ、前記プランジャの一端面と前記シリンダの内周面との間に形成されたプランジャ室、および前記プランジャの一端面に対向するように前記シリンダに取り付けられた外開式の電磁弁を有する高圧ポンプと、(c)エンジン位相を検出するエンジン位相検出手段と、(d)コモンレール圧を検出する圧力検出手段、あるいはエンジンの回転速度を検出する回転速度検出手段と、(e)前記電磁弁への通電時期を制御することで、前記高圧ポンプより吐出される前記コモンレールへの吐出量を調量する吐出量制御手段とを備えた蓄圧式燃料噴射装置において、前記吐出量制御手段は、エンジン始動時に、前記エンジン位相検出手段にて検出したエンジン位相に応じた高圧ポンプ位相が明らかとなった時点から、前記圧力検出手段にて検出したコモンレール圧が所定圧力以上に上昇するか、あるいは前記回転速度検出手段にて検出した前記エンジンの回転速度が所定回転速度以上に上昇するまでの間は、前記高圧ポンプのカムボトムからカムトップまでの燃料圧送行程期間中、前記電磁弁への通電と通電停止とを繰り返すことで、前記電磁弁が開弁しないようにすることを特徴とする蓄圧式燃料噴射装置。
IPC (6件):
F02D 1/02 311
, F02D 41/06
, F02M 47/02
, F02M 51/04
, F02M 55/02 350
, F02M 59/36
FI (6件):
F02D 1/02 311 D
, F02D 41/06
, F02M 47/02
, F02M 51/04 C
, F02M 55/02 350 E
, F02M 59/36
Fターム (48件):
3G060AA03
, 3G060AB00
, 3G060BA22
, 3G060BA23
, 3G060CA01
, 3G060CB01
, 3G060CC01
, 3G060CC02
, 3G060DA06
, 3G060FA07
, 3G060GA00
, 3G060GA02
, 3G060GA03
, 3G060GA14
, 3G066AA07
, 3G066AB02
, 3G066AC09
, 3G066BA07
, 3G066BA14
, 3G066CA01S
, 3G066CA09
, 3G066CA27U
, 3G066CB12
, 3G066CE02
, 3G066CE22
, 3G066DB01
, 3G066DC00
, 3G066DC01
, 3G066DC09
, 3G066DC18
, 3G066DC26
, 3G301HA02
, 3G301HA06
, 3G301JA03
, 3G301KA02
, 3G301LB11
, 3G301LB13
, 3G301LC02
, 3G301MA11
, 3G301NB14
, 3G301NC04
, 3G301ND18
, 3G301ND41
, 3G301NE23
, 3G301PB08Z
, 3G301PE04Z
, 3G301PE05Z
, 3G301PG01Z
引用特許:
審査官引用 (2件)
-
特公昭50-006043
-
特開昭62-258160
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