特許
J-GLOBAL ID:200903085932498287

被覆管およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樺澤 襄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-256620
公開番号(公開出願番号):特開平8-121686
出願日: 1994年10月21日
公開日(公表日): 1996年05月17日
要約:
【要約】【目的】 耐熱性が高く発煙せず施工性が向上する被覆管およびその製造方法を提供する。【構成】 原料混合・溶融工程1において、キューポラ炉にて冷塊原料を溶融し、連続流出する溶融湯をロックウール繊維化工程2の繊維化スピンナにて繊維化する。ロックウール繊維をフェルト工程3でシート状のマットに集綿し、ニードリング加工工程4でフェルトシート状のロックウールマットを形成する。ロックウールマットを圧縮積層工程5で筒状の型管の外周面に所定の厚さで所定の密度に圧縮積層し、マット部を形成する。マット部の外周面にアルミニウム箔を貼り付ける。型管を筒状の被覆体に同軸上に接合し、マット部を軸方向に沿って被覆体の外周面に移動させた後型管を取り外し、順次被覆体の外周面にマット部を形成する。マット部の継ぎ目部分にアルミニウム箔テープを貼り付けて被覆管を形成する。
請求項(抜粋):
筒状の管体と、この管体の外周面に設けられた厚さ寸法が10mm以上25mm以下のマット部と、このマット部の外周面に設けられたアルミニウム層とを備え、前記マット部は、酸化珪素(SiO2 )が38重量%以上44重量%以下、酸化アルミニウム(Al2 O3 )が10重量%以上15重量%以下、酸化カルシウム(CaO)が30重量%以上38重量%以下、および、酸化マグネシウム(MgO)が4重量%以上8重量%以下を含有し、平均繊維径が4μm以上7μm以下のロックウール繊維が、0.3重量%以上1重量%以下の結合剤によりフェルトシート状のシート部材に集綿され、このシート部材が密度を180kg/m3 以上300kg/m3 以下に前記管体の外周面に圧縮積層されて筒状に形成されたことを特徴とする被覆管。
IPC (4件):
F16L 59/147 ,  B32B 1/08 ,  B32B 9/00 ,  B32B 15/14

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