特許
J-GLOBAL ID:200903085937027444

減圧採血管

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 向山 正一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-252185
公開番号(公開出願番号):特開平6-189944
出願日: 1988年06月09日
公開日(公表日): 1994年07月12日
要約:
【要約】【目的】 合成樹脂製有底管の開口部を変形させることなく、密封部材が熱融着されており、40°C以上の高温においても有底管の開口部に固着された封止部材が剥離することがない減圧採血管を提供する。【構成】 ポリエステル系樹脂製有底管と、この有底管の開口部を密封する密封部材とからなる減圧採血管である。有底管の内面には、親水性物質がコーティングされており、密封部材は、気密維持性部材と、シール性部材と、有底管を構成するポリエステル系樹脂よりも軟化点が低いポリエステル樹脂により形成された接着性部材を有している。密封部材は、有底管の開口部に、この接着性部材により熱融着されている。
請求項(抜粋):
一端が開口し、他端が閉塞したポリエステル系樹脂製有底管と、該有底管の開口部を密封するとともに採血器具の穿刺針により刺通可能な密封部材とからなり、内部が減圧された減圧採血管であって、前記有底管は、内面に親水性物質がコーティングされており、前記密封部材は、気密維持性部材と、該気密維持性部材に設けられ、刺通した前記穿刺針を抜去した後に刺通部を再びシールしうるシール性部材と、前記有底管を構成するポリエステル系樹脂よりも軟化点が低いポリエステル樹脂により形成された接着性部材を有しており、そして、前記密封部材は、前記有底管の開口部に、該接着性部材により熱融着されていることを特徴とする減圧採血管。

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