特許
J-GLOBAL ID:200903085940966753
画像データ符号化装置及び画像データ復号化装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高矢 諭 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-149316
公開番号(公開出願番号):特開平8-018970
出願日: 1994年06月30日
公開日(公表日): 1996年01月19日
要約:
【要約】【目的】 ブロック歪低減処理による画像の劣化を抑える。【構成】 2次元画像データを2次元空間で複数ブロックへ分割し、直交変換処理や量子化処理、又逆量子化処理や逆直交変換処理にて、データ量の圧縮された画像データの伝送等が行われる。ブロック間の画質格差というブロック歪は、ならし処理やフィルタリング処理による。このため、ブロック歪低減処理で、かえって画像が劣化してしまう恐れがある。画素P1〜P64で構成されるブロックBi に隣接するブロックとの境界での信号レベル差、例えば画素P1〜P8と画素U57〜U64との間の信号レベル差は、ブロック歪によるものと、原画像に元々あるものとがある。原画像に元々ある信号レベル差を画像データ符号化装置から画像データ復号化装置へ伝達し、このような2種類の信号レベル差を区別できる。
請求項(抜粋):
2次元画像データを2次元空間で複数ブロックへ分割し、分割後のブロック単位でその2次元画像データに対して直交変換処理及び量子化処理を施すことで、前記2次元画像データのデータ量が圧縮された符号化画像データを生成する画像データ符号化装置において、複数の前記ブロックのうち、上下方向又は左右方向で相互に隣接する2つの隣接ブロックについて、その隣接境界線を介して互いに接近するそれぞれの前記隣接ブロック中の画素の信号レベルを、それぞれの前記隣接ブロック毎に、ブロック周辺信号レベルとして求める周辺信号レベル算出部と、前記ブロック周辺信号レベルの前記隣接ブロック相互間での差分値を、隣接境界信号レベル差分値として求める信号レベル差分算出部と、前記隣接境界信号レベル差分値に基づいて、前記符号化画像データを復号する画像データ復号化装置での、ブロック歪の低減処理で用いる境界信号レベル差付加情報を生成する付加情報生成部とを備えたことを特徴とする画像データ符号化装置。
IPC (3件):
H04N 7/30
, H03M 7/30
, H04N 1/41
引用特許:
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