特許
J-GLOBAL ID:200903085946509893

鋼管の延伸圧延方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小杉 佳男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-052851
公開番号(公開出願番号):特開2000-246320
出願日: 1999年03月01日
公開日(公表日): 2000年09月12日
要約:
【要約】【課題】本発明は、テーパ圧延を行なう管端の長さがスタンド間距離に満たなくとも、該管端のバルジング量が従来より少ない状態でテーパ圧延が可能なマンドレル・ミルでの管端圧延方法を提供することを目的としている。【解決手段】複数のロール・スタンドを直列に配置したマンドレル・ミルで、マンドレル・バーを挿入した状態で管体を順次圧下すると共に、最終スタンドより上流のあるスタンドで該管体の両端部分を中央部分より薄肉にテーパ成形しつつ、全体を減肉延伸する鋼管の延伸圧延方法において、前記あるスタンドの出側に、管体外径を測定するセンサを設け、その測定値に基づき該管体のバルジングによる先端断面積変化率αを求めると共に、理論的に定まるある関係を用いてロール回転数を定め、このロール回転数で次回の管体を圧延するようにした。
請求項(抜粋):
複数のロール・スタンドを直列に配置したマンドレル・ミルで、マンドレル・バーを挿入した状態で管体を順次圧下すると共に、最終スタンドより上流のあるスタンドで該管体の両端部分を中央部分より薄肉にテーパ成形しつつ、全体を減肉延伸する鋼管の延伸圧延方法において、前記あるスタンドの出側に、管体外径を測定するセンサを設け、その測定値に基づき該管体のバルジングによる先端断面積変化率αを求めると共に、下記式で定義するロール回転数(ΔN1+N)を定め、このロール回転数で次回の管体を圧延することを特徴とする鋼管の延伸圧延方法。(ΔN1+N)=(N+ΔN)×α×Cここで、N: 当該スタンドの基準ロール回転数ΔN: 管体の体積一定の法則から計算されるロール回転数の増速量ΔN1:バルジングを起こさない適正なロール回転数の増速量ΔN1C: 過去の操業データで定まる定数。
IPC (3件):
B21B 37/78 ,  B21B 17/04 ,  B21B 37/18 BBS
FI (3件):
B21B 37/12 115 A ,  B21B 17/04 ,  B21B 37/12 BBS
Fターム (5件):
4E024AA13 ,  4E024AA18 ,  4E024CC01 ,  4E024DD17 ,  4E024EE01

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