特許
J-GLOBAL ID:200903085951603628
硬貨識別装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
服部 毅巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-137121
公開番号(公開出願番号):特開2004-341792
出願日: 2003年05月15日
公開日(公表日): 2004年12月02日
要約:
【課題】エスクロ方式が適用された硬貨識別装置において、電源再投入時にその電源切断前の残金等の金銭を保証できる硬貨識別装置を提供する。【解決手段】硬貨識別装置1では、特定の抵抗R2が予め実装可能に構成されており、その抵抗R2の有無によって、電源投入時においてエスクロ硬貨を釣銭チューブに導入する仕様のものか、或いは金庫通路に導出する仕様のものかを判断し、その判断に基づいてエスクロ硬貨の導入・導出制御を行う。このため、抵抗R2を実装又は未実装により、電源投入時におけるエスクロ硬貨の処理について、仕様に応じた機能を発揮することができる。そして、硬貨識別装置として仕様に応じた装置を個別に製造する場合に比べ、装置としての汎用性を高めることができる。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
投入された硬貨の真贋と種類を識別する識別手段と、
前記識別手段にて真と識別された硬貨を、識別結果に基づき対応する種類の釣銭チューブへ振り分ける振分け手段と、
各釣銭チューブの収容量が予め設定された所定量以上であるか否かを検出する釣銭量検出手段と、
前記釣銭量検出手段によっていずれかの釣銭チューブの収容量が前記所定量以上であることが検出されると、対応する種類の硬貨を金庫へ導くための金庫通路へ導出する金銭導出手段と、
前記振分け手段により振り分けられた特定の種類の硬貨の経路上に設けられ、前記硬貨を一時的に保留する一時保留手段と、
電源投入時に、前記一時保留手段に保留された硬貨を前記釣銭チューブに強制的に導入可能な金銭導入手段と、
を備え、返却操作がなされたときに、前記一時保留手段に保留された硬貨をそのまま返却するように構成された硬貨識別装置であって、
前記金銭導入手段は、
当該硬貨識別装置が設置される金銭処理装置の仕様に対応して、電源投入時において前記一時保留手段に保留された硬貨を前記釣銭チューブに強制的に導入するか否かを予め定めた仕様を記憶する記憶手段と、
電源投入時に前記記憶手段を参照し、前記釣銭チューブに強制的に導入する仕様であることが確認された場合にのみ、当該保留された硬貨を前記釣銭チューブに強制的に導入制御し、前記釣銭チューブに強制的に導入する仕様であることが確認されない場合には、当該保留された硬貨を前記金庫通路に導出制御する制御手段と、
を備えたことを特徴とする硬貨識別装置。
IPC (4件):
G07D9/00
, G07F1/04
, G07F9/00
, G07F9/06
FI (5件):
G07D9/00 328
, G07D9/00 410B
, G07F1/04 101N
, G07F9/00 103Z
, G07F9/06 101
Fターム (14件):
3E001AA07
, 3E001AA08
, 3E001BA01
, 3E001CA07
, 3E001EA06
, 3E001FA11
, 3E044AA01
, 3E044BA01
, 3E044CC04
, 3E044DA01
, 3E044DB02
, 3E044DB15
, 3E044FA02
, 3E044FA04
前のページに戻る