特許
J-GLOBAL ID:200903085958498900

積層型インクジェット式記録ヘッド、及びこれの駆動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木村 勝彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-306621
公開番号(公開出願番号):特開平9-123444
出願日: 1995年10月31日
公開日(公表日): 1997年05月13日
要約:
【要約】【課題】 共通のインク室の固有振動に起因する、駆動周波数によるインク滴のインク量の変動を防止すること。【解決手段】 積層型インクジェット式記録ヘッドの最高駆動周波数Fと、圧力発生室にインクを供給する共通のインク室の固有振動の周期Tとの関係が、F/n<15/16・T(A)、または17/16・T<F/n(B)(ただし、n=1、2、3、....、8)となるように相対的に設定して、共通のインク室のインクの流れがインク供給口側からインク導入口側に向かっていて、かつその流速が大きな時期を避けてインクを吐出する。
請求項(抜粋):
列状に圧電振動子を複数列備えた第1の蓋体と、前記圧電振動子に対向して複数列の圧力発生室を区画するスペーサと、前記圧力発生室と連通するノズル連通孔とインク供給口とインクタンクからのインクの供給を受けるインク導入口とを備えたインク供給口形成基板と、前記インク供給口を介して前記各列の圧力発生室に連通してインクを供給する共通のインク室及び前記各列の圧力発生室に連通するノズル連通孔とを備えた共通のインク室形成基板と、前記共通のインク室形成基板の他面を封止するとともに前記各ノズル連通孔を介して前記圧力発生室に接続するノズル開口を備えたノズルプレートとを接合してなる積層型インクジェット式記録ヘッドにおいて、最高駆動周波数をFとしたとき、前記共通のインク室の固有振動の周期Tを、F/n<15/16・T、または17/16・T<F/nただし、n=1、2、3、....、8なる範囲に設定したことを特徴とする積層型インクジェット式記録ヘッド。
IPC (2件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055

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