特許
J-GLOBAL ID:200903085958612010

映像データ圧縮装置およびその方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 隆久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-229649
公開番号(公開出願番号):特開平10-075444
出願日: 1996年08月30日
公開日(公表日): 1998年03月17日
要約:
【要約】【課題】映像データの部分ごとの複雑に応じて発生ビット量を、一定値以上に保ちつつ調節し、全体として圧縮後の映像の品質を向上させる。【解決手段】映像の絵柄の複雑さを示す指標データ(ME残差、フラットネス、イントラACおよびアクティビティ)、あるいは、MPEGにおいて量子化値の算出に用いられるグローバルコンプレクシティから、圧縮後のデータ量に対応する実難度データDj を算出する。さらに、VBVバッファの占有量等に応じてパラメータRj ’を調節する。調節の際には、一定の下限値を設け、圧縮映像データの品質が著しく低下することを防ぐ。調節したパラメータRj ’は、実難度データDj に基づいて算出される乗数が乗算され、圧縮後の映像のデータ量の目標値を示す目標データ量Tj が算出され、圧縮符号化処理に用いられる。
請求項(抜粋):
動画の非圧縮映像データを、圧縮後の映像データ(圧縮映像データ)をバッファリングするVBVバッファに基づいて定まる条件を満たすデータレートに圧縮する映像データ圧縮装置であって、前記非圧縮映像データの映像の複雑さを示す難度データを算出する難度データ算出手段と、所定数の非圧縮映像データのピクチャーごとに、圧縮後のデータ量(割当データ量)を割り当てるデータ量割当手段と、割り当てた前記割り当てデータ量が所定の下限値以下である場合に、前記割り当てデータ量の値を所定の下限値に制限する下限値制限手段と、算出した前記難度データ、および、割り当てまたは制限された前記割当データ量に基づいて、前記非圧縮映像データの圧縮後のデータ量の目標値をピクチャーごとに算出する目標値算出手段と、前記非圧縮映像データを所定の圧縮方法により、圧縮後のデータ量が算出した前記目標値になるように圧縮する圧縮手段とを有する映像データ圧縮装置。
IPC (2件):
H04N 7/24 ,  H04N 7/32
FI (2件):
H04N 7/13 Z ,  H04N 7/137 Z

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