特許
J-GLOBAL ID:200903085963649585

ロールフィルム又はロール紙の支持装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石井 光正
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-128509
公開番号(公開出願番号):特開平6-312861
出願日: 1993年04月30日
公開日(公表日): 1994年11月08日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 軸受部が摩耗しても、所要の摩擦抵抗が維持されるように構成したロールフィルムの支持装置を提供する。【構成】 一対の突起A1,A2と、一対のハブピースB1,B2とからなる。突起は互いに対向して突設されて、ハブピースを回転自在に支持する。一方のハブピースB1は、外筒12と、中軸13と、コイルバネ14と、留めリング15とを有し、他方のハブピースB2は、一方のハブピースの外筒とほぼ同一形状の外筒で構成され、突出部122eの端面には、突起A2の外径よりも大きい外径を有する円錐状凹面133eが形成してある。ハブピースB1の中軸をコイルバネに抗して外筒内に押した場合に、両ハブピースの円錐状凹面間の距離が前記両突起の先端間距離よりも小になるように構成されている。
請求項(抜粋):
(イ)一対の固定された突起と、一対のハブピースとからなり、(ロ)前記突起は、ロールフィルムを使用する装置、又はこれに装着されるカセットに互いに対向して突設されて、前記ハブピースを回転自在に支持するものであり、(ハ)前記ハブピースは、一部が前記ロールフィルムの中空の巻芯に挿入され、残部が前記巻芯から軸方向に突出されて、前記突起に係合して回転自在に支持されるものであり、(ニ)一方のハブピースは、外筒と、中軸と、コイルバネと、留めリングとを有し、(a)前記外筒は、前記巻芯に挿入される挿入部と、前記巻芯から突出される突出部と、挿入部の挿入量を規制する位置決め部とを一体に有し、(b)前記中軸は、前記外筒内に軸方向に移動自在に、しかし、軸周り方向には回転不能に挿通され、一端部は前記外筒の挿入部の先端から突出されて、その突出部に前記留めリングが装着されており、前記コイルバネにより他端部方向に付勢されており、前記他端部の端面には前記突起の外径よりも大きい外径を有する円錐状凹面が形成してあり、(ホ)他方のハブピースは、前記一方のハブピースの外筒とほぼ同一の外筒で構成され、前記外筒は、巻芯に挿入される挿入部と、前記巻芯から突出される突出部と、挿入部の挿入量を規制する位置決め部とを一体に有し、突出部の端面には、前記突起の外径よりも大きい外径を有する円錐状凹面が形成してあり、(ヘ)ロールフィルムの巻芯の両端部に前記ハブピースの外筒の挿入部を位置決め部で止められるまで挿入した状態における両ハブピースの円錐状凹面間の距離が前記両突起の先端間距離よりも大であり、前記一方のハブピースの中軸を前記コイルバネに抗して外筒内に押した場合に、両ハブピースの円錐状凹面間の距離が前記両突起の先端間距離よりも小になることを特徴とするロールフィルムの支持装置。

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