特許
J-GLOBAL ID:200903085965198467

血液から望ましくない要素を取り除く方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-122796
公開番号(公開出願番号):特開平7-313587
出願日: 1995年05月22日
公開日(公表日): 1995年12月05日
要約:
【要約】【目的】 血液成分内の不要な成分を効率良く洗浄して取り除く方法及び装置を提供すること。【構成】 回収された血液を洗浄する方法は、回転する遠心ボウル20内でより高濃度の血液成分を低濃度の血液成分から分離する工程を含む。分離した血液成分は洗浄溶液により洗浄されて、血液成分から自由ヘモグロビン(Hgb)、抗凝血薬、細胞質破片及び他の望ましくない要素を取り除かれる。以前に分離した血液成分は、遠心ボウル20の回転にブレーキをかけることにより、再度懸濁されて自由Hgbと赤血球層64内に閉じ込められていた他の望ましくない要素とを解放する。この高濃度の血液成分は次いで遠心ボウル20内で低濃度の血液成分から再分離される。この再分離された血液成分は再び洗浄溶液により洗浄されて、更に血液成分から自由Hgb及び他の望ましくない要素を取り除かれる。
請求項(抜粋):
望ましくない要素を混合された血液から該望ましくない要素を取り除く方法であって、該方法は、回転する遠心ボウル(20)により、血液を該血液成分の関連する濃度に応じて異なった部分に分離する工程と、制御可能のポンプにより、該遠心ボウル内へ洗浄溶液を導入して、前記分離した血液成分の少なくとも1つから望ましくない要素を取り除く工程と、前記ボウルから流体が流出するポート(PT2)を設けると共に、該流出する流体を光学的センサー(7)により監視する工程であって、前記センサーは前記流出する流体内の望ましくない要素の量を示す信号を出力する前記工程と、前記光学的センサー(7)の出力信号が前記流出する流体内の望ましくない要素の量が所定のレベルまで下がったことを示したときに、ボウル内への前記洗浄溶液の流れを制限するよう前記ポンプを制御する工程と、遠心ボウルを減速することにより前記血液成分を再び結合させる工程と、遠心ボウルを再び加速することにより血液を再び分離する工程と、ポンプにより遠心ボウル内へ洗浄溶液を再び導入して、前記分離した成分の少なくとも1つから追加の望ましくない要素を取り除く工程と、を具備することを特徴とする前記方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-065873
  • 特表昭55-500526

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