特許
J-GLOBAL ID:200903085967064697

線画データ合成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-042375
公開番号(公開出願番号):特開平5-211601
出願日: 1992年01月30日
公開日(公表日): 1993年08月20日
要約:
【要約】【目的】 ランレングスデータを復元することなく、ランレングスデータのままで線画データを合成する。【構成】 合成済みのランの終了点を表わすカレント位置ポインタに基づいて、次の合成後の単位ランデータを求める基礎となる単位ランデータを、上部と下部の線画データからそれぞれ1つずつ読出し、ワーキングデータとして記憶する。2つのワーキングデータのトランスペアレンシに基づいて、優先的に利用されるワーキングデータを決定し(T12)、優先ワーキングデータのカラーコードを合成後の単位ランデータとして採用する(T13,T15)。また、どちらが優先ワーキングデータであるかに基づいて、合成後の単位ランデータのラン長さを算出する(T17,T18)。
請求項(抜粋):
ランレングスデータを含む複数の線画データに基づいて、複数の線画を互いに重ねあわせた合成線画を表わす線画データを合成する装置であって、(a)前記ランレングスデータを構成する単位ランデータが、各ランのラン長さと、各ランの色を表わす色データと、複数の線画を重ねて仮想的に上方から見た時に下部側にある線画が優先的に見えるか否かを各ランについて示すトランスペアレンシデータとを実質的に含む単位ランデータである複数の線画データ、を記憶する第1の線画メモリと、(b)合成処理中において、合成後の線画データとして抽出された単位ランデータのラン長さを累算することによって合成済みの画素座標を算出し、カレント座標として記憶するカレント座標算出手段と、(c)前記第1の線画メモリに記憶された複数の線画データのそれぞれについて、走査線ごとに各ランのラン長さを累算して各ランの終了位置の主走査座標をラン終了座標として算出し、前記複数の線画データのそれぞれについて、前記カレント座標よりも前記ラン終了座標が大きな単位ランデータの中で、前記ラン終了座標が最も小さいランの単位ランデータをワーキングデータとして前記第1の線画メモリからそれぞれ読出すとともに当該ワーキングデータを記憶するワーキングデータ管理手段と、(d)前記複数の線画を重ねる際の上下関係を表わす予め指定された合成順データと、前記複数の線画データのそれぞれに対するワーキングデータとに基づいて、前記複数の線画データで表わされる複数の線画を重ねて仮想的に上方から見たときに優先的に見えるランを表わす単位ランデータを、前記ワーキングデータから抽出して合成後の単位ランデータとする合成手段と、(e)前記抽出された合成後の単位ランデータを含む合成後の線画データを記憶する第2の線画データメモリと、を備えることを特徴とする線画データ合成装置。
IPC (6件):
H04N 1/387 ,  G06F 3/153 320 ,  G06F 15/66 450 ,  G09G 5/02 ,  G09G 5/36 ,  H04N 1/419

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