特許
J-GLOBAL ID:200903085978190643

電動パワーステアリング装置及びジョイント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 稲岡 耕作 ,  川崎 実夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-316480
公開番号(公開出願番号):特開2004-148990
出願日: 2002年10月30日
公開日(公表日): 2004年05月27日
要約:
【課題】自動車の電動パワーステアリング装置では、直進走行時に、電動モータが未だ働かない程度の微小角度で操舵部材を操作すると、停止中の電動モータを引きずり(負荷として回転させ)ながらの重い操作となり、操舵フィーリングが悪い。【解決手段】操舵補助用の電動モータ15の回転軸16と減速機構18のウォーム軸19を連結するジョイント17が、回転軸16に一体回転する第1の部材43と、ウォーム軸19に一体回転する第2の部材44と、両部材43,44をトルク伝達可能に連結する弾性部材45とを備える。弾性部材45は第1及び第2の部材43,44間のねじれ角度が小さいときに対応して相対的に低い弾性係数を有する。直進走行時に操舵を開始すると、停止中の電動モータ15を引きずることなく、弾性部材45を相対的に低い弾性係数で容易に変形させて、操舵部材2を軽く操作することができる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
操舵補助用の電動モータの回転を小歯車および大歯車を介して舵取り機構に伝える電動パワーステアリング装置において、 上記電動モータの回転軸に設けられる第1の部材と、小歯車の一端に設けられる第2の部材と、第1及び第2の部材間に介在して両部材間にトルクを伝達する弾性部材とを備え、 この弾性部材は、第1及び第2の部材間のねじれ角度が所定角度未満のときに対応する第1の弾性係数と、上記ねじれ角度が所定角度以上のときに対応する第2の弾性係数とを持ち、上記第1の弾性係数が第2の弾性係数よりも小さいことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
IPC (4件):
B62D5/04 ,  F16D3/12 ,  F16D3/50 ,  F16H1/16
FI (4件):
B62D5/04 ,  F16D3/12 A ,  F16D3/50 C ,  F16H1/16
Fターム (11件):
3D033CA02 ,  3D033CA04 ,  3J009DA11 ,  3J009EA06 ,  3J009EA19 ,  3J009EA23 ,  3J009EA32 ,  3J009EA43 ,  3J009EB18 ,  3J009EB20 ,  3J009FA08

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