特許

J-GLOBAL ID：200903086000676176

電子写真感光体、それを有する電子写真装置及びファクシミリ

発明者： 中村 一成 ,  酒匂 春海 ,  池末 龍哉 ,  樫村 昇 ,  雨宮 昇司 ,  山上 雅昭
出願人/特許権者： キヤノン株式会社
代理人 (1件)： 山下 穣平
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-260626
公開番号（公開出願番号）：特開平6-083094
出願日： 1992年09月04日
公開日（公表日）： 1994年03月25日
要約：

【要約】本発明の目的は、耐摩耗性及び耐傷性に優れ、しかも高品位の画像が得られる電子写真感光体を提供することにある。【構成】 本発明は、導電性支持体上に電荷発生層、電荷輸送層及び保護層をこの順に有する電子写真感光体において、該保護層が数平均分子量20000以上100000以下のポリカーボネート樹脂、ポリテトラフルオロエチレン、及び下記一般式[1]【化44】(式中、Xは-CH2 CH2 -等、R1 及びR2 はアルキル基等、R3 及びR4はアルキル基等、Ar1 は芳香環基等を示す)又は下記[2]【化45】(式中、Ar1 及びAr2 は芳香環基等、R5 はアルコキシ基等、R6 及びR7はアルキル基等を示す)で示される化合物を含有する電子写真感光体、それを有する電子写真装置及びファクシミリである。【効果】 本発明は、耐摩耗性及び耐傷性に優れ、繰り返し電子写真プロセスにおいても全環境下で高品位の画像が得られる電子写真感光体を可能にした。

請求項（抜粋）：

導電性支持体上に電荷発生層、電荷輸送層及び保護層をこの順に有する電子写真感光体において、該保護層が数平均分子量20000以上100000以下のポリカーボネート樹脂、ポリテトラフルオロエチレン、及び下記一般式[1]【化1】(式中、Xは-CH2 CH2 -又は-CH=CH-を示し、R1 及びR2 はアルキル基、アラルキル基、芳香環基又は複素環基を示し、R3 及びR4 は水素原子、ハロゲン原子、アルキル基又はアルコキシ基を示し、Ar1 は芳香環基又は複素環基を示す)で示されるスチルベン化合物又は下記一般式[2]【化2】(式中、Ar1 及びAr2 は置換基を有してもよい芳香環基又は複素環基を示し、R5 は水素原子、ハロゲン原子、アルキル基又はアルコキシ基を示し、R6 及びR7 は水素原子、アルキル基、アラルキル基又は芳香環基を示す)で示されるフルオレン化合物を含有することを特徴とする電子写真感光体。

IPC (4件)：

G03G 5/147 502 ,  G03G 5/147 504 ,  G03G 5/05 101 ,  H04N 1/29