特許
J-GLOBAL ID:200903086001272222

ベルトコンベヤ装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-061163
公開番号(公開出願番号):特開平10-250814
出願日: 1997年03月14日
公開日(公表日): 1998年09月22日
要約:
【要約】【課題】 高速で大量輸送が可能で、かつ、騒音、振動や環境汚染が少なく、ランニングコストや設備費が低く、輸送物の落鉱が無く、ベルト摩耗が少ないベルトコンベヤ装置を提供する。【解決手段】 圧縮空気によりベルト1を浮上させる空気浮上式のベルトコンベヤ装置100であって、上下一対の水平な円筒管の下部内面をキャリア側ベルト1aおよびリターン側ベルト1bの支承トラフ10、12とし、それぞれ支承トラフ10、12の断面最下部に空気注入口22a、32aならびに圧縮空気の空気ダクト22、32を配設し、ベルト1のリターン側に、反転するベルト1に当接しつつベルト走行方向に延在しベルト幅方向に略等間隔に平行に配列された複数個一組みの断面円形または断面矩形状の摺動体52を、それぞれがベルト走行方向にベルトが反転する向きに順次少しずつ傾斜方向を変化させて複数組み配置したベルト反転装置50を設け、かつ、上下の円筒管の入口部や出口部に屈曲案内装置80を設けたものである。
請求項(抜粋):
無端状のベルトと該ベルトのキャリア側およびリターン側にともに該ベルトを浮上させる圧縮空気の注入孔をベルト走行方向に複数個備えたベルト支承トラフとを有する空気浮上式のベルトコンベヤ装置であって、該ベルト支承トラフはそれぞれ上下一対の樹脂管または鋼管からなる水平な円筒管で形成されるとともに、キャリア側ベルトは該一対の円筒管のうち上方の円筒管の下部内面に支承され、リターン側ベルトは該一対の円筒管のうち下方の円筒管の下部内面に支承され、かつ、該円筒管のそれぞれの最下部に穿設した前記注入孔の下部には圧気源と連通し該注入孔へ圧縮空気を供給するベルト走行方向に沿って延在した圧縮空気配管が接続され、該円筒管にベルト浮上作用後の圧縮空気を排出させる排気口を設けるとともに、ベルトコンベヤ装置の縁端部で反転させた後のリターン側ベルトを下方円筒管内に導入する前と通過した後にそれぞれ上下面を反転させるベルト反転装置を前記下方円筒管前後に備え、該ベルト反転装置は、反転するベルトに側面が当接しつつベルト走行方向に延在しベルト幅方向に略等間隔に平行に配列された複数個一組みの断面円形または断面矩形状の摺動体を、それぞれがベルト走行方向にベルトが反転する向きに順次少しずつ傾斜方向を変化させて複数組み配置してなり、前記上方円筒管および前記下方円筒管の入口部と出口部の四箇所のうち少なくとも一箇所に、ベルト断面をU字形状に屈曲させる複数個のローラを同一断面に配列してなるベルト断面の屈曲案内装置を備えたことを特徴とするベルトコンベヤ装置。
IPC (2件):
B65G 15/08 ,  B65G 15/60
FI (2件):
B65G 15/08 Z ,  B65G 15/60

前のページに戻る