特許
J-GLOBAL ID:200903086007392734

液晶組成物および液晶シャッター

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-114292
公開番号(公開出願番号):特開2000-336359
出願日: 2000年04月14日
公開日(公表日): 2000年12月05日
要約:
【要約】【課題】 スイッチング特性の温度依存性を解消または緩和することが可能な液晶組成物および液晶シャッターを提供する。【解決手段】 液晶組成物は、スメクティックC相を呈することができるホスト物質と、ホスト物質にキラリティを付与する、あるいはホスト物質のキラリティを高めるキラルドーパント材料とからなり、応答時間-電圧曲線が、応答時間を極小にする極小点を持ち、かつ、温度に依存して変化する。そして、キラルドーパント材料は、第1キラル中心と第2キラル中心とを含み、所定温度範囲内において、第2キラル中心の自発分極の温度係数が第1キラル中心の自発分極の温度係数よりも大きく、かつ、第1キラル中心の自発分極の温度係数と第2キラル中心の自発分極の温度係数とが互いに相補性である。さらに、第1キラル中心および第2キラル中心は、上記所定温度範囲内での応答時間-電圧曲線がほぼ一致するような相対量で存在する。
請求項(抜粋):
スメクティックC相を呈することができるホスト物質と、ホスト物質にキラリティを付与する、あるいはホスト物質のキラリティを高めるキラルドーパント材料とからなり、電圧の印加に対して光学応答を起こすために必要な最小の時間と、印加電圧との相関を表す応答時間-電圧曲線が、応答時間を極小にする極小点を持ち、かつ、温度に依存して変化する液晶組成物であって、上記キラルドーパント材料は、第1キラル中心と第2キラル中心とを含み、所定温度範囲内において、第2キラル中心の自発分極の温度係数が第1キラル中心の自発分極の温度係数よりも大きく、かつ、第1キラル中心の自発分極の温度係数と第2キラル中心の自発分極の温度係数とが互いに相補性であり、第1キラル中心および第2キラル中心は、上記所定温度範囲内での応答時間-電圧曲線がほぼ一致するような相対量で存在することを特徴とする液晶組成物。
IPC (9件):
C09K 19/02 ,  C07C 69/63 ,  C07C 69/94 ,  C09K 19/12 ,  C09K 19/20 ,  C09K 19/34 ,  C09K 19/42 ,  C09K 19/58 ,  G02F 1/13 500
FI (9件):
C09K 19/02 ,  C07C 69/63 ,  C07C 69/94 ,  C09K 19/12 ,  C09K 19/20 ,  C09K 19/34 ,  C09K 19/42 ,  C09K 19/58 ,  G02F 1/13 500

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