特許
J-GLOBAL ID:200903086011431787

モデル決定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 武男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-044150
公開番号(公開出願番号):特開平11-242504
出願日: 1998年02月26日
公開日(公表日): 1999年09月07日
要約:
【要約】【課題】 非線形的なシステムに対して,単に平均,及び分散を基準に変数空間をセグメント化し,各セグメント毎にモデルを決定する従来の方法では,分散を用いて上記変数空間を何分割すべきかという指針は与えられておらず,ユーザのモデル精度に対する要求を分割プロセスに反映することができないという問題があった。【解決手段】 本発明は,階層的クラスタリングを用いて変数空間を分割することにより,対象システムの非線形性の度合いに応じて適切な変数空間の分割をを行い,精度のよいモデルを作成することを図ったものである。
請求項(抜粋):
入力変数に応じてシステムから出力される出力変数を予測するモデルを,上記システムの特性に関連する所定のテーブル生成変数による区分け毎に決定するモデル決定方法であり,入手された上記入力変数,出力変数,及びテーブル生成変数を含む実績データを区分け用データと評価用データとに分離するデータ分離工程と,上記区分け用データが上記テーブル生成変数の類似度に従って階層的に統合された複数のクラスタを作成するクラスタ作成工程と,上記クラスタ内に含まれる上記区分け用データを用いて上記クラスタについての仮モデルを作成する仮モデル作成工程と,上記仮モデル作成工程により作成された仮モデルのモデル精度を上記評価用データを用いて所定の評価関数により評価する評価工程と,上記評価工程による上記仮モデルのモデル精度の評価と上記クラスタの大きさとに基づいて上記クラスタを分割するか否かを判定する分割判定工程と,上記分割判定工程により上記クラスタを分割する判定が行われると,上記クラスタを分割し,分割後のクラスタについて上記仮モデル作成工程,評価工程,及び分割判定工程を繰り返し,上記クラスタを分割しない判定が行われると,上記クラスタの分割を終了し,クラスタ分割が終了したクラスタを用いて上記テーブル生成変数を区分けする区分け工程と,上記区分け工程による上記テーブル生成変数の各区分けに対応する上記入力変数,及び出力変数を用いて,各区分けに対する上記モデルをそれぞれ決定するモデル決定工程とを具備してなるモデル決定方法。
IPC (3件):
G05B 13/04 ,  G06F 9/44 580 ,  G05D 5/03
FI (3件):
G05B 13/04 ,  G06F 9/44 580 A ,  G05D 5/03

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