特許
J-GLOBAL ID:200903086012823875

画像輪郭線検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-225328
公開番号(公開出願番号):特開平6-050738
出願日: 1992年07月31日
公開日(公表日): 1994年02月25日
要約:
【要約】【目的】 画像に含まれるノイズに影響され難くしかも充分な検出精度が得られる輪郭線検出装置を提供する。【構成】 対象となる画像が持つ性質を学習によって取り込むニューラルネットワーク22が用いられることから、画像の含まれるノイズの影響が学習効果によって好適に抑制され、しかもそのニューラルネットワーク22に複数の出力神経細胞要素Z1 乃至Z4 が設けられていることから、充分な検出精度が得られる。また、評価値加算手段24により、ニューラルネットワーク22の出力である輪郭線の方向に沿って微小領域A内に位置する画素Gijに一定の評価値が与えられるとともに、その評価値が画素Gij毎に加算される一方、輪郭線判定手段26により、画素Gij毎の評価値に基づいて輪郭線が存在するか否かが画素Gij毎に判定されるので、輪郭線が容易に形成される。
請求項(抜粋):
画像を構成する画素のうち予め定められた一定数の画素群から成る微小領域にて該画像内を走査し、該微小領域内の各画素の明暗レベルに基づいて該微小領域を通過する輪郭線の方向を該微小領域毎にそれぞれ決定することにより、該画像の輪郭線を検出する装置であって、前記画像の明暗レベルを示す値を前記画素毎に記憶する画像記憶手段と、複数の入力神経細胞要素および複数の出力神経細胞要素を含む神経細胞が所定の結合係数をもって結合されることにより構成され、前記微小領域を構成する画素の明暗レベルを示す信号がそれぞれ入力させられることに基づいて該微小領域毎に該微小領域を通過する輪郭線の方向を出力するニューラルネットワークと、所定の微小領域を通過する輪郭線の方向が前記ニューラルネットワークから出力された場合には、該所定の微小領域を構成する画素のうちの該輪郭線の方向に沿って位置する画素に輪郭線存在可能性を表す評価値として一定の加算値を与え、且つ該画素毎に該評価値を蓄積する評価値加算手段と、該評価値加算手段において加算された前記画素毎の評価値が予め定められた判定値を超えたか否かに基づいて輪郭線が存在するか否かを画素毎に判定する輪郭線判定手段と、を含むことを特徴とする画像輪郭線検出装置。
IPC (3件):
G01B 11/24 ,  G06F 15/18 ,  G06F 15/70 335

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