特許
J-GLOBAL ID:200903086018235096

自動製氷機の水皿構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 喜幾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-081510
公開番号(公開出願番号):特開平6-265247
出願日: 1993年03月15日
公開日(公表日): 1994年09月20日
要約:
【要約】【目的】 製氷室と水皿との間に氷塊が噛み込まれるのを防止すると共に、消費水量を低減させる。【構成】 水皿18の上面に、熱不良導材料を材質とする板材38が着脱自在に配設される。板材38に、水皿18に穿設した各製氷小室12に対応する噴水孔22および戻り孔26,26に共通的に連通する長孔40が穿設される。長孔40は、製氷室10を指向する上部開口から水皿18を指向する下部開口に向けて拡開している。従って、製氷運転により長孔40中に成長した氷層42は、除氷運転により水皿18が傾動した際に、長孔40の上部開口縁部に引掛かって角氷44の下面との境界面で折れて分離される。
請求項(抜粋):
下向きに開口する多数の製氷小室(12)を画成した製氷室(10)と、前記製氷小室(12)の開口部をその下方から傾動開放自在に閉塞すると共に、各開口部に対応する噴水孔(22)および戻り孔(26,26)を穿設した水皿(18)と、前記製氷室(10)と水皿(18)との間に介装され、前記各開口部に対応する噴水孔(22)および戻り孔(26,26)に共通的に連通する長孔(40)を穿設した氷塊が容易に成長し難い材料からなる板材(38)と、前記水皿(18)の下方に一体的に形成した製氷水タンク(16)とを備え、このタンク(16)中の製氷水を前記噴水孔(22)から製氷小室(12)に噴射供給して、その製氷小室(12)内に氷塊を形成するよう構成した噴射式自動製氷機において、前記長孔(40)における水皿(18)を指向する側の開口寸法を、製氷室(10)を指向する側の開口寸法より広くなるよう設定したことを特徴とする自動製氷機の水皿構造。

前のページに戻る