特許
J-GLOBAL ID:200903086027219613

エジェクタ方式の減圧装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-386376
公開番号(公開出願番号):特開2003-185275
出願日: 2001年12月19日
公開日(公表日): 2003年07月03日
要約:
【要約】【課題】 ニードル弁にてノズルの絞り開度を調節するエジェクタにおいて、エジェクタ効率ηeが悪化してしまうことを抑制する。【解決手段】 「冷媒通路断面積の増減が繰り返されない」ように、ニードル弁440の先端側を釣り鐘状とするとともに、ノズル410側を円錐テーパ状の穴とする。これにより、冷媒を沸騰させて加速させるという末広型のノズル410の機能を効果的に発揮させることができるので、エジェクタ効率ηeが悪化してしまうことを防止できる。
請求項(抜粋):
圧縮機にて圧縮された高温高圧の冷媒を放冷する放熱器(200)、及び減圧された低温低圧の冷媒を蒸発させる蒸発器(300)を有し、低温側の熱を高温側に移動させる蒸気圧縮式冷凍機に適用されるエジェクタ方式の減圧装置であって、前記放熱器(200)から流出した冷媒の圧力エネルギーを速度エネルギーに変換して冷媒を減圧膨張させるとともに、通路途中に通路面積が最も縮小した喉部(411)を有する末広型のノズル(410)と、前記ノズル(410)から噴射する冷媒と前記蒸発器(300)から吸引した冷媒とを混合させながら速度エネルギーを圧力エネルギーに変換して冷媒の圧力を昇圧させる昇圧部(420、430)と、前記ノズル(410)内で前記ノズル(410)の軸線方向に変位し、前記ノズル(410)の絞り開度を調節するニードル弁(440)とを備え、前記喉部(411)の終端部(D)より冷媒流れ上流側において、前記ニードル弁(440)と前記ノズル(410)とによって決定される冷媒の通路断面積の前記軸線方向位置に関する2階微分値が0以上となるように、前記ニードル弁(440)の先端側形状及び前記ノズル(410)の内壁形状が設定されていることを特徴とするエジェクタ方式の減圧装置。
IPC (3件):
F25B 1/00 389 ,  F04F 5/04 ,  F04F 5/46
FI (3件):
F25B 1/00 389 A ,  F04F 5/04 B ,  F04F 5/46 B
Fターム (9件):
3H079AA14 ,  3H079AA23 ,  3H079BB01 ,  3H079CC03 ,  3H079DD02 ,  3H079DD03 ,  3H079DD08 ,  3H079DD12 ,  3H079DD16
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-291465

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