特許
J-GLOBAL ID:200903086028992430

油冷式スクリュ圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-328117
公開番号(公開出願番号):特開2001-073978
出願日: 1999年11月18日
公開日(公表日): 2001年03月21日
要約:
【要約】【課題】 メカニカルシールの密封端面における油切れの発生をなくし、油温の上昇を抑制するとともに、この密封端面への空気の侵入の防止を可能としたスクリュ圧縮機を提供する。【解決手段】 ロータ軸6と一体回転可能に設けたフランジ部11とケーシング1に固定した固定シール部材25との摺接部をメカニカルシール13の密封端面に比してロータ軸6の軸心よりも離し、フランジ部11のスクリュロータ側空間とは固定シール部材25の最上部に設けた排油口29を介して連通するメカニカルシール13を取巻く油溜り空間26を形成し、油溜り空間26への注油口28を密封端面24の近くに設けるとともに、油溜り空間26内の油を正圧に保つように形成してある。
請求項(抜粋):
互いに噛合う雌雄一対のスクリュロータを回転可能に収容したケーシングを貫いて延びる駆動側のロータ軸の上記ケーシングを貫く部分に設けられた固定環と、この固定環の端面に押圧され、上記ロータ軸とともに回転する環状の摺接体を有する回転環とからなるメカニカルシールを備えた油冷式スクリュ圧縮機において、上記固定環と協働して上記回転環を挟み込むとともに、上記ロータ軸と一体回転可能に設けられたフランジ部と、上記ロータ軸の外周部に装着され、上記フランジ部の上記スクリュロータ側空間と上記ケーシングの外側に通じる上記ロータ軸の周囲の空隙部とを遮断する環状シール部材と、上記フランジ部の周囲を取巻く上記ケーシングの内周部に固定され、上記固定環と上記摺接体との間に形成される密封端面に比してより上記ロータ軸の軸心から離れた上記フランジ部の外周面に摺接する環状固定シール部材と、このフランジ部および固定シール部材より上記固定環側にて、上記メカニカルシールの外周部を包囲し、上記環状固定シール部材に比して上記固定環により近い位置にて注油口に連通するとともに、上記環状固定シール部材の最上部に設けられた排油口を介して上記フランジ部の上記スクリュロータ側の空間部に連通するとともに、大気圧よりも高い圧力の油で満たされる環状の油溜り空間とを設けたことを特徴とする油冷式スクリュ圧縮機。
IPC (2件):
F04C 27/00 331 ,  F04C 18/16
FI (2件):
F04C 27/00 331 ,  F04C 18/16 A
Fターム (16件):
3H029AA03 ,  3H029AA17 ,  3H029AA22 ,  3H029AB03 ,  3H029BB01 ,  3H029BB03 ,  3H029BB11 ,  3H029BB16 ,  3H029BB44 ,  3H029BB47 ,  3H029CC20 ,  3H029CC22 ,  3H029CC26 ,  3H029CC32 ,  3H029CC51 ,  3H029CC61
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平4-334788
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-334788

前のページに戻る