特許
J-GLOBAL ID:200903086029939915

銀-パラジウム共沈粉末及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 朝道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-314020
公開番号(公開出願番号):特開平7-145409
出願日: 1993年11月22日
公開日(公表日): 1995年06月06日
要約:
【要約】【構成】(a)銀塩とパラジウム塩とを含有する溶液(金属塩含有溶液)のpHをアルカリ性領域に調整する工程、及び別途に(b)蟻酸アンモニウム及び抱水ヒドラジン化合物を還元剤とする還元剤含有溶液のpHを酸性領域に調整する工程、(c)前記工程(a)で調製した金属含有溶液と前記工程(b)で調製した還元剤含有溶液の少なくとも一方に酢酸アンモニウム又は炭酸アンモニウムの1種以上を添加する工程、(d)前記金属含有溶液と前記還元剤含有溶液とを混合し銀とパラジウムとを同時に還元析出せしめる工程、からなる方法により製造される粒子形状がほぼ球状且つ粒子径が0.1〜2.0μmの銀-パラジウム共沈粉末。【効果】本発明の共沈粉末は、ペーストにした際の印刷性が良好で且つ銀とパラジウムとが均一に混合分散し低温で合金化するので酸化増量(TGA)が少ない特性を有しコンデンサー電極に好適である。
請求項(抜粋):
金属塩を含有する溶液と還元剤含有溶液とを混合して還元せしめることにより、金属を析出させ、粉末化する金属粉末の製造方法において、(a)銀塩とパラジウム塩とを含有する溶液(以下、金属塩含有溶液という)のpHをアルカリ性領域に調整する工程、及び別途に(b)蟻酸アンモニウム及び抱水ヒドラジン化合物を還元剤とする還元剤含有溶液のpHを酸性領域に調整する工程、(c)前記工程(a)により調製された金属含有溶液と前記工程(b)により調製された還元剤含有溶液の少なくともどちらか一方の溶液に酢酸アンモニウム又は炭酸アンモニウムから選択される少なくとも1種以上を添加する工程、(d)前記金属含有溶液と前記還元剤含有溶液とを混合し、銀とパラジウムとを同時に還元析出せしめる工程、からなることを特徴とする、粒子形状がほぼ球状であって粒子径が0.1〜2.0μmの範囲内にある銀-パラジウム共沈粉末の製造方法。
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特公昭44-021968
  • 特開昭62-280308

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