特許
J-GLOBAL ID:200903086034672897

モノクロメータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小池 龍太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-330055
公開番号(公開出願番号):特開平8-159877
出願日: 1994年12月06日
公開日(公表日): 1996年06月21日
要約:
【要約】【目的】 ダブルパスのモノクロメータに関し、第2のスリットを移動させることなく、二つのパス間の波長同調を実現し、装置の小型、簡素化を図った。【構成】 コリメータ2、回折格子3、第1の平面鏡4、第1のスリット5、第2の平面鏡6及び第2のスリット7を備えたダブルパスのモノクロメータにおいて、入射光を入射する位置である第1の位置11と、第1の平面鏡4で光路を変えない場合に集光する仮想の位置である第2の位置12と、第2の平面鏡6からコリメータ2に向かう光路の延長線上の仮想点である第3の位置13と、第2のスリット7に集光する位置である第4の位置14とが、コリメータ2の光軸に垂直な平面内の光軸を中心とする同一円周上に存在し、かつ、第1の位置11と第2の位置12とが光軸に対し対称で、第3の位置13と第4の位置14とが光軸に対し対称となるような位置に配置されている。
請求項(抜粋):
入射光を平行光に変換し出射するコリメータ(2)と、該コリメータから出射された平行光を分散分光する回動可能な回折格子(3)と、該回折格子からの回折光が前記コリメータに入射し集光する位置に配置された第1のスリット(5)と、前記回折光が前記コリメータへ入射し出射した後に光路を変えて該第1のスリットに集光するようにする第1の平面鏡(4)と、前記第1のスリットを通過した光が光路を変えて前記コリメータに再入射するようにする第2の平面鏡(6)と、前記第1のスリットを通過した光が前記第2の平面鏡と前記コリメータと前記回折格子と前記コリメータを介して再び分散分光された後に集光される位置に配置された第2のスリット(7)とを備えたモノクロメータにおいて、前記入射光を入射する位置である第1の位置(11)と、前記第1の平面鏡で光路を変えない場合に集光する仮想の位置である第2の位置(12)と、前記第2の平面鏡から前記コリメータに向かう光路に対して反対方向に延びる延長線上の仮想点であって、この仮想点から前記コリメータに対して光を入射した場合前記コリメータを通過する光が平行光となるような該仮想点である第3の位置(13)と、前記第2のスリットに集光する位置である第4の位置(14)とが、前記コリメータの光軸に垂直な平面内の光軸を中心とする同一円周上に存在し、かつ、前記第1の位置と前記第2の位置とが前記光軸に対し対称で、前記第3の位置と前記第4の位置とが前記光軸に対し対称となるような位置に配置されたことを特徴とするモノクロメータ。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭48-101141
  • モノクロメータ及び分光方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-322361   出願人:ヒューレット・パッカード・カンパニー

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