特許
J-GLOBAL ID:200903086054973303
動力伝達装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
鎌田 文二
, 東尾 正博
, 鳥居 和久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-397511
公開番号(公開出願番号):特開2005-155834
出願日: 2003年11月27日
公開日(公表日): 2005年06月16日
要約:
【課題】2方向クランプを用いた動力伝達装置において、回転方向切換え時に係合ショックが発生するのを抑制する。【解決手段】円筒形内面6を有する外輪1とカム面7を外周に有する内輪3間に第1保持器A1および第2保持器A2の柱部9を配置する。各保持器A1、A2の柱部9に相反する方向に傾斜するガイド孔18a、18bを形成し、内輪3の円筒部5に周方向に長いスイッチ孔19を設け、各スイッチ孔19とガイド孔18a、18bの交差部にスイッチピン20を挿入し、ピンホルダ21に固定する。弾性部材12の押圧により第1保持器A1と第2保持器A2とを相対的に逆方向に回転させ、スイッチピン20に対するガイド孔18a、18bの端面の当接により一対のローラ11a、11bを円筒形内面6との間に微小間隙が形成される位置に保持し、内輪3の僅かな回転によりローラ11a、11bが係合されるようにして係合ショックの発生を抑制する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
円筒形内面を有する外輪と、前記円筒形内面との間でくさび形空間を形成するカム面が外周に設けられた内輪と、環状部の片面に複数の柱部が周方向に等間隔に設けられ、その柱部が前記円筒形内面とカム面間に配置された第1保持器と、環状部の片面に複数の柱部が周方向に等間隔に設けられ、各柱部が第1保持器の柱部間に配置されて第1保持器の柱部との間で前記カム面と対応する位置にポケットを形成する第2保持器と、前記ポケット内に組込まれた一対のローラと、その一対のローラを相反する方向に押圧する弾性部材と、前記第1保持器と第2保持器とを軸方向に移動させる移動手段とを有し、前記第1保持器および第2保持器の柱部それぞれに周方向に傾斜すると共に、相反する方向に傾斜するガイド孔を形成し、前記内輪の端面に設けられた円筒部には各ガイド孔と対応する位置に周方向に長いスイッチ孔を形成し、そのスイッチ孔と各ガイド孔の交差部に挿入されたスイッチピンを前記円筒部内に組込まれたピンホルダに固定し、前記ガイド孔の一方の端面が前記スイッチピンに当接してポケットの周方向の幅寸法が最大とされた状態で一対のローラと円筒形内面間に微小間隙が形成されるようにした動力伝達装置。
IPC (2件):
FI (3件):
F16D41/08 Z
, F16D41/06 D
, F16D41/06 Z
引用特許:
出願人引用 (1件)
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4輪駆動システム
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-036052
出願人:エヌティエヌ株式会社
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