特許
J-GLOBAL ID:200903086055719753

プラスチック成形品の成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 有我 軍一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-160734
公開番号(公開出願番号):特開平7-016860
出願日: 1993年06月30日
公開日(公表日): 1995年01月20日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、プラスチック成形品の成形方法に関し、金型のキャビティ内に樹脂圧以外の圧力を発生させることによって所定重量より軽い母材でも転写精度を得られるようにして、母材の重量許容幅を広げることにより低コストで高精度なプラスチック成形品を成形可能な成形方法を提供することを目的とする。【構成】 射出成形用金型に熱可塑性プラスチックを射出充填して略最終形状の母材11を成形する射出成形工程と、射出成形用金型と略同一の成形面を有し転写面を設けられたエージング用金型のキャビティ内に母材11を挿入し、ガラス転移温度以上に加熱してそのキャビティ内に所定内圧Pcを発生させ転写面を転写した後、熱変形温度以下まで徐冷するエージング工程と、を備え、エージング工程の前に母材11に空間12を形成しその空間12内にガラス転移温度以上に加熱されたとき気体14を発生する混合物13を挿入し、母材11内部に気体14を発生させる。
請求項(抜粋):
所定容積のキャビティを画成する所定形状の成形面を形成された射出成形用金型に熱可塑性プラスチックを射出充填して略最終形状の母材を成形する射出成形工程と、前記射出成形用金型と略同一の成形面を有し該成形面に少なくとも1つ以上の転写面を設けられたエージング用金型を準備して、該エージング用金型のキャビティ内に前記母材を挿入し、次いで、該母材を前記熱可塑性プラスチックのガラス転移温度以上に加熱してそのキャビティ内に所定内圧を発生させ前記転写面を転写した後、熱可塑性プラスチックの熱変形温度以下まで徐冷し、エージング用金型からプラスチック成形品を取り出すエージング工程と、を備えるプラスチック成形品の成形方法において、前記エージング工程で、母材の内部に気体を発生させることを特徴とするプラスチック成形品の成形方法。
IPC (2件):
B29C 45/00 ,  B29C 71/02

前のページに戻る