特許
J-GLOBAL ID:200903086063535793

携帯型ドキュメント表示/処理装置及び同装置に適用されるパワー管理制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-048063
公開番号(公開出願番号):特開平10-240391
出願日: 1997年03月03日
公開日(公表日): 1998年09月11日
要約:
【要約】【課題】パワーオフ時に、消費電力とパワーオン時の状態復帰を考慮したデータ保存処理を行うことで、パワーオン時の使い勝手を極力保ちながら装置内の各デバイスの消費電力を減らしてバッテリ寿命を延ばす。【解決手段】パワーオフ要求時、CPU11は、バッテリ残量から適用可能な最低のパワーセーブレベルを決定し、このレベルとパワーセーブレベル選択部242により設定されたユーザ指定のレベルとから実際に適用するレベルを選択する。CPU11は、選択したレベルに応じた退避処理を行い、例えばレベルL2なら、アプリケーションの動作状態、各I/Oステータス、編集中ファイル及び編集中ページポインタを、レベルL6なら、編集中ファイル及び編集中ページポインタを、フラッシュメモリ22に退避し、パワーオン要求発生時には、その退避情報をもとにパワーオフ直前の状態、或いはそれ近い状態に復元する。
請求項(抜粋):
ファイルのドキュメント情報の表示並びに表示中のページを対象とする編集操作が可能であり、当該編集操作のための入出力デバイスを含む各種入出力デバイスを備えた携帯型ドキュメント表示/処理装置において、不揮発性の書き替え可能メモリにより構成される2次記憶装置と、省消費電力化のための管理を行うパワー管理コントローラと、前記パワー管理コントローラの管理のもとでバッテリによる装置内各部への電源供給を司るパワー供給コントローラと、装置稼働状態においてパワーオフ要求が発生した場合、起動中のアプリケーションプログラムの動作状態並びに前記各入出力デバイスの状態と共に、編集中のファイル並びに編集中のページへのポインタの組、及び前記編集中のファイルのうちの予め定められた1つを前記2次記憶装置に退避する退避手段と、前記退避手段による退避後に、前記パワー供給コントローラによる予め定められた装置内各部への電源供給を停止させてパワーオフ状態とする第1の制御手段と、前記パワーオフ状態においてパワーオン要求が発生した場合に、前記退避手段により前記2次記憶装置に退避されている情報に基づいて前記携帯型ドキュメント表示/処理装置の状態復元を図り、パワーオフ直前に起動していたアプリケーションプログラムを再起動すると共に、前記パワーオフ直前に編集中であったページ、及び前記パワーオフ直前に編集中であったファイルの先頭ページのうちの予め定められた1つを表示する第2の制御手段とを具備することを特徴とする携帯型ドキュメント表示/処理装置。
IPC (3件):
G06F 1/30 ,  G06F 1/28 ,  G06F 15/02
FI (3件):
G06F 1/00 341 M ,  G06F 15/02 ,  G06F 1/00 333 C

前のページに戻る