特許
J-GLOBAL ID:200903086064972127

無線通信路リンクアップシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-046312
公開番号(公開出願番号):特開平9-247124
出願日: 1996年03月04日
公開日(公表日): 1997年09月19日
要約:
【要約】【課題】 指向性空中線を有した無線局間のリンクアップを行うためには、連絡用の通信手段が必要となり、またリンクアップに時間を要する一方、精度が不十分である。【解決手段】 無線局は、拡散変調部68を有し、リンクアップ時には通常の変調方式から直接拡散変調方式に切り換える。直接拡散変調方式による処理利得により指向性空中線32の放射パターンが拡大し、指向性空中線の方向が多少ずれていても、無線局間に暫定的な通信路が設定される。この通信路により相互に位置を連絡することによって指向性空中線32の方向を決定し、制御する。しかる後、変調方式を通常方式に戻しリンクアップが完了する。
請求項(抜粋):
所定変復調方式の送受信機と指向性空中線とを備えた無線局間をリンクアップして無線通信を開始する無線通信路リンクアップシステムにおいて、前記送受信機は、前記所定変復調方式に直接拡散変調を施し、直接拡散変調方式の通信を可能とする直接拡散変復調器と、前記所定変復調方式の正式な通信と前記直接拡散方式の通信とを切り換える切換器と、を有し、前記無線局間に通信路を確立するリンクアップ動作時に、これら無線局の前記送受信機をそれぞれ前記直接拡散変調方式に切り換えて前記無線局間の暫定的な通信を可能とし、この暫定的な通信に基づいて前記正式な通信の通信路を確立することを特徴とする無線通信路リンクアップシステム。
IPC (2件):
H04J 13/04 ,  H01Q 3/26
FI (2件):
H04J 13/00 G ,  H01Q 3/26 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-300981

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