特許
J-GLOBAL ID:200903086068593759

速度可変通信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-053022
公開番号(公開出願番号):特開平5-260011
出願日: 1992年03月12日
公開日(公表日): 1993年10月08日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、親局と複数の子局との間を1対nで行うデータ通信の通信方法において、通信時においても通信内容に影響することなく、子局の消費電力を低減することができる速度可変通信方法を提供することを目的とする。【構成】 親局1には多重化回路3とクロック発生回路4と多重化制御手段5とを有し、また、各子局10〜n0にはデータ乗換回路13とクロック再生・速度検出手段14とパルス発生回路15とを有し、親局1において、親局1と子局10〜n0間の通信トラフィックに基づいた通信速度でデータを送信し、子局10〜n0側では受信データより再生したクロック信号から生成したパルスを、通信速度が変わる都度、速度検出手段14で初期化してタイミングを合わせ、受信した通信速度と同じ速度のクロック信号とパルスで受信データを一定したサービス速度のデータに変換するように構成する。
請求項(抜粋):
親局と複数の子局との間を1対nで結ぶ通信方法において、親局(1)には、どの子局(10〜n0)が通話しているかの情報を含む子局の通信状態情報を受けて、所定の通信速度に必要なクロック信号を発生するクロック発生回路(4)に対して通信中の子局数情報を送出し、かつ、送信データを多重化する多重化回路(3)にはどの子局(10〜n0)が通信しているかを示す子局通信情報を送出する多重制御手段(5)を設けると共に、前記多重化回路(3)に、通信しない局への情報は割愛する機能を付加し、前記子局(10〜n0)には、前記親局(1)から送られて来るデータ信号の中のクロック成分よりクロック信号を再生し、かつ、通信速度を検出して、パルス発生回路(15)に対して、通信子局数が変わると、発生するパルスを初期化する初期化設定信号を送出するクロック再生・速度検出手段(14)を設け、前記親局(1)からは、前記子局(10〜n0)へ送る多重化データを親局子局間の通信トラフィックに応じて、所定の通信速度にして発信し、前記子局(10〜n0)では、受信したデータから抽出したクロック成分を用いて、クロックを再生すると共に抽出したクロック成分より検出した通信速度の変更の都度、変更する速度に対応してパルス発生回路(15)の初期化を行い、データ乗換回路(13)により受信データと同じ速度のクロック信号とパルスを用いて、一定したサービス速度のデータの再生を行うことを特徴とする速度可変通信方法。
IPC (4件):
H04J 3/16 ,  H04J 3/00 ,  H04J 3/22 ,  H04L 12/40

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