特許
J-GLOBAL ID:200903086074333262

α-アミラーゼ測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高島 一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-244776
公開番号(公開出願番号):特開平5-056798
出願日: 1991年08月29日
公開日(公表日): 1993年03月09日
要約:
【要約】【構成】 フルクトースを末端に含むマルトオリゴ糖を基質に用いたα-アミラーゼ測定方法であって、フルクトースに基質特異性の高い新規フルクトースキナーゼTを作用させることからなる。【目的】 臨床検査の分野に有用な高精度のα-アミラーゼの測定方法を提供すること。【効果】 試料中のグルコースの影響を受けず、また波長340nmを選択することにより試料中のビリルビンやヘモグロビンの影響を受けることもないので精度の高いものである。また吸光度の上昇反応を採用することにより、測定範囲を広くとることができる。さらに、無機リンの添加が不要であるため、α-アミラーゼ活性化剤であるカルシウムイオンを添加しても沈殿ができないので自動分析装置へも適応できる。
請求項(抜粋):
式【化1】(式中、Aは式【化2】または式【化3】で表される基を、nは4〜15の整数を、R1 〜R4 はそれぞれ水素原子、低級アルキル基、または-(CH2)m COOM(mは0、1または2、Mは水素原子またはアルカリ金属を示す)を、X1 〜X4 はそれぞれOまたはSを、Z1 およびZ2 はそれぞれ水素原子またはリン酸基を表わす)で表される少なくとも一種のマルトオリゴ糖と試料とをグルコシダーゼの共存下に接触させて生じたフルクトースにフルクトキナーゼTを作用させ、生じた成分を測定することを特徴とするα-アミラーゼ測定方法。

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