特許
J-GLOBAL ID:200903086075750738

イットリウムアルミニウムガーネット粉末の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 塩入 明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-244058
公開番号(公開出願番号):特開平10-114519
出願日: 1996年08月26日
公開日(公表日): 1998年05月06日
要約:
【要約】【構成】 YイオンとAlイオンとを含む酸性水溶液に、YイオンとAlイオンとの合計濃度の0.1〜2.0倍の濃度の硫酸イオンを含有させ、YイオンとAlイオンとの合計濃度の10倍以上でかつ硫酸イオン濃度の12倍以上の尿素を添加し、70〜100°Cで尿素を加水分解してYAG前駆体を沈澱させる。沈澱の洗浄を繰り返し、沈澱中の無関係陰イオン濃度を2000ppm以下に低下させた後に乾燥・仮焼して、YAG原料粉末とする。【効果】 シリカ等の焼結助剤無しで、緻密で均一かつ透光性に優れたYAG焼結体を得ることができる。
請求項(抜粋):
イットリウムイオンとアルミニウムイオンとを含む酸性水溶液を尿素で中和して沈澱を生成させ、得られた沈澱を仮焼してイットリウムアルミニウムガーネット微粉末を製造する方法において、前記の酸性水溶液に、イットリウムイオンとアルミニウムイオンとの合計量に対して、モル比で0.1〜2.0倍量の硫酸イオンを含有させ、金属イオン濃度の10倍以上かつ硫酸イオン濃度の12倍以上の濃度に尿素を添加し、70°C〜100°Cで尿素を加水分解することにより沈澱を生成させ、沈澱を冷却した後に、沈澱中の無関係陰イオン濃度が2000wtppm以下となるまで洗浄し、この後沈澱を乾燥し、次いで仮焼することを特徴とする、イットリウムアルミニウムガーネット粉末の製造方法。
IPC (2件):
C01F 17/00 ,  C04B 35/44
FI (2件):
C01F 17/00 B ,  C04B 35/44
引用特許:
審査官引用 (6件)
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