特許
J-GLOBAL ID:200903086076021241

移動体用カーテン式エアバッグ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大菅 義之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-005260
公開番号(公開出願番号):特開平10-217895
出願日: 1997年01月16日
公開日(公表日): 1998年08月18日
要約:
【要約】【課題】 従来のエアバッグでは、シートベルトを忘れた場合のフロントガラスへの頭部激突と、フロントガラスが割れた場合の乗員保護は考慮されておらず、後付も難しかった。【解決手段】 エアバッグを上から下へ向かって、乗員とフロントガラスの間に膨張するようなカーテン式エアバッグ装置1として、そのカーテン式エアバッグ装置1を乗員の頭部より上部の前方に取り付けることで課題を解決できる。
請求項(抜粋):
移動体に取り付けられ、移動体の衝突時に空気注入により膨張して、移動体の乗員の衝突によるショックを緩和するエアバッグ装置において、前方の別移動体との衝突を検出する衝突検出手段と、大気圧よりも高圧の空気を供給可能なシリンダー状の高圧空気供給手段と、前記高圧空気供給部の高圧空気を非供給状態から供給状態に切り替える高圧空気供給切替手段と、前記高圧空気供給部からの高圧空気を前記エアバッグまで送る高圧パイプ手段と、前記高圧パイプ手段で送られてきた高圧空気を前記エアバッグへ注入する空気注入手段と、空気注入前は袋状の布の平坦な形状で、前記空気注入手段によって保持されて上から下へ垂れ下がるカーテン状であり、前記移動体の乗員の前方視線上にあたる部分には透明な窓が設けられ、衝突時には前記空気注入手段により空気が注入されて袋状になるエアバッグと、移動体内における乗員の頭部より上方前方に設置できる取付部を有し、下面に前記エアバッグを放出できる開口部を持ち、前記エアバッグ及びエアバッグへの前記空気注入手段を収納し、前記高圧空気供給手段と前記高圧空気供給切替手段を保持し、前記高圧パイプ手段を接続する筐体で構成され、前記衝突検出手段が衝突を検出したら前記高圧空気供給切替手段を動作させ、前記シリンダー状の高圧空気供給手段からの高圧空気を前記高圧パイプ手段と前記空気注入手段を経由して瞬時に前記エアバッグに送り、前記エアバッグを即時に下方へ膨張させてエアバッグを形成させるようにすることを特徴とするエアバッグ装置。
IPC (3件):
B60R 21/22 ,  B60R 21/08 ,  B60R 21/20
FI (3件):
B60R 21/22 ,  B60R 21/08 B ,  B60R 21/20

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