特許
J-GLOBAL ID:200903086085925900

蓄熱槽

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-048681
公開番号(公開出願番号):特開平6-241509
出願日: 1993年02月15日
公開日(公表日): 1994年08月30日
要約:
【要約】【目的】連通口の開口面積を可変することにより連通口から流出する水の流速を小さくして冷水層と温水層との境界面に形成される温度成層境界面を良好に維持できる改良潜り堰方式の蓄熱槽を提供する。【構成】一端に水の入口が形成され他端に水の出口が形成された蓄熱槽20を、蓄熱槽20内の水面位置に連通口24A、24B...を有する隔壁26A、26B...で縦方向に仕切って複数の水槽28A、28B、28C...を形成する。また、各隔壁26A、26B...の片側近傍に潜り堰30A、30B...を設ける。そして、各隔壁26A、26B...にスライド板34A、34B...を設けて、連通口の開口面積を可変できるようにした。これにより、水の流速に基づいて連通口24A、24B...の開口面積が変わるので、連通口24A、24B...から流出する水の流速を小さくすることができる。
請求項(抜粋):
一端に熱媒体の入口が形成され他端に熱媒体の出口が形成された容器を、前記容器内の熱媒体の液面位置に連通口を有する隔壁で縦方向に仕切って複数の貯留槽を形成すると共に前記各隔壁の片側近傍に潜り堰を夫々設け、低温側に位置する貯留槽から高温側に位置する貯留槽に熱媒体が流れる場合は連通口を通った後に隔壁と潜り堰の間を下降して次の貯留槽の底部に流れ込み、高温側に位置する貯留槽から低温側に位置する貯留槽に熱媒体が流れる場合は潜り堰をくぐった後に隔壁と潜り堰の間を上昇して連通口から次の貯留槽の上部に流出するようにした蓄熱槽に於いて、前記連通口の開口面積を可変する可変手段を設けたことを特徴とする蓄熱槽。
IPC (2件):
F24F 5/00 102 ,  F28D 20/00

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