特許
J-GLOBAL ID:200903086098985465

ポリアミド樹脂成形体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-260721
公開番号(公開出願番号):特開2000-084954
出願日: 1998年09月16日
公開日(公表日): 2000年03月28日
要約:
【要約】【課題】 ポリアミド樹脂成形体の脱型を容易に、かつ重合不足やヒケ発生を少なくし、そしてポリアミド樹脂と補強材との結合力を維持したポリアミド樹脂成形体の製造方法の提供を目的とする。【解決手段】 補強板2の周囲にポリアミド樹脂を結合し一体化したポリアミド樹脂成形体の製造方法であり、少なくとも1つ以上の窪み状の注型部12を配した成形部11の外周囲に連続した内溝部13を設け、更にその外側に液溜用の外溝部14を設けた温度調節可能な金型10を用意し、この金型10の各注型部12に支持台16を金型底面に対して移動自在に設置して補強板2を上記支持台16に固定した後、重合性ラクタム液を注型部から溢れさせつつ内溝部まで充満し、続いて重合性ラクタム液の液面に空気を介在させないように遮蔽材24をシールした後、上蓋20を設置して重合し、重合が完了した後に成形体1を脱型する。
請求項(抜粋):
補強板の周囲にポリアミド樹脂を結合し一体化したポリアミド樹脂成形体の製造方法において、少なくとも1つ以上の窪み状注型部を配した成形部の外周囲に連続した内溝部を設け、更にその外側に液溜用の外溝部を設けた温度調節可能な金型を用意し、該金型の各注型部に支持台を金型底面に対して移動自在に設置して補強板を上記支持台に固定した後、実質上無水のω-ラクタムに少なくともアニオン重合触媒とアニオン重合開始剤とを加えた重合性ラクタム液を注型部から溢れさせつつ内溝部まで充満し、続いて重合性ラクタム液の液面に空気を介在させないように遮蔽材をシールした後、上蓋を設置して重合し、重合が完了した後に成形体を脱型することを特徴とするポリアミド樹脂成形体の製造方法。
IPC (2件):
B29C 39/02 ,  B29K 77:00
Fターム (11件):
4F204AA29 ,  4F204AD03 ,  4F204AH04 ,  4F204AH12 ,  4F204EA03 ,  4F204EA04 ,  4F204EB12 ,  4F204EF01 ,  4F204EF05 ,  4F204EF27 ,  4F204EK25

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