特許
J-GLOBAL ID:200903086102740464
過給機用吸入消音器の騒音放出低減方法及び装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
坂本 光雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-020373
公開番号(公開出願番号):特開2005-214049
出願日: 2004年01月28日
公開日(公表日): 2005年08月11日
要約:
【課題】過給機におけるインペラの回転騒音の外部への放出を更に抑制できるようにする。【解決手段】一端部を閉塞させた円筒型とし、外周壁16bに空気入口18を設け、他端壁16a中央部に空気出口17を設けたケーシング16の中央部に、軸心方向に延びて空気出口17に連通する円筒状の消音器内空洞22を設ける。消音器内空洞22の外周側に、側壁面を吸音材24で覆った空気吸込流路23を、消音器内空洞22の外周部と空気入口18を連通させるよう設ける。消音器内空洞22と対応するケーシング一端壁16cの中央部に連通部25を設け、その外側に付加空間形成部材27を取り付けて付加空間26を形成する。空気出口17よりケーシング16内に進入するコンプレッサ3のインペラ7の回転騒音を、消音器内空洞22と付加空間26との連通部25を介した音場の相互作用により、空気吸込流路23に入る前に予め低減させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
外周壁に多数の空気入口を形成して軸心方向一端側を閉塞させ、且つ他端側の中央部に設けた空気出口をコンプレッサの吸入口に接続できるようにした円筒型のケーシング内に、ケーシングの外周部からケーシングの軸心部へ向けて空気入口から入る空気を導くようにする空気吸込流路を多層に形成すると共に、上記ケーシングの軸心部へ導かれた空気を上記空気出口に導くようにする消音器内空洞を備え、外部の空気を、上記空気入口、空気吸込流路、消音器内空洞、空気出口を経て、下流側のコンプレッサへ吸入させると同時に、コンプレッサの吸入口より放出されて上記空気の流通経路を逆に進むコンプレッサのインペラの回転騒音が、上記各空気吸込流路を通るときに、該各空気吸込流路内の吸音材にて吸音させて騒音放出を抑制できるようにしてある過給機用吸入消音器において、上記消音器内空洞の反空気出口側端部に、連通部を備えた仕切壁にて仕切られた付加空間を設けて、該付加空間と、消音器内空洞との音場の相互作用により、該消音器内空洞内から、空気吸込流路に入る前に騒音を予め低減させることを特徴とする過給機用吸入消音器の騒音放出低減方法。
IPC (6件):
F02M35/12
, F01N1/02
, F01N1/08
, F02B37/00
, F04D29/44
, F04D29/66
FI (11件):
F02M35/12 H
, F02M35/12 B
, F02M35/12 E
, F02M35/12 F
, F01N1/02 C
, F01N1/08 C
, F01N1/08 D
, F04D29/44 P
, F04D29/44 X
, F04D29/66 G
, F02B37/00 301F
Fターム (16件):
3G004AA06
, 3G004BA02
, 3G004CA01
, 3G004DA07
, 3G004DA08
, 3G005EA16
, 3G005FA11
, 3G005GB02
, 3G005GB15
, 3H034AA02
, 3H034BB03
, 3H034BB06
, 3H034CC03
, 3H034DD02
, 3H034DD28
, 3H034EE06
引用特許:
出願人引用 (1件)
審査官引用 (3件)
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過給機のサイレンサ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-004858
出願人:三菱アルミニウム株式会社, アルパテック株式会社, 三菱重工業株式会社
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消音装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-029976
出願人:三菱重工業株式会社, 東昌エンジニアリング株式会社
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特表平7-506164
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