特許
J-GLOBAL ID:200903086106932813

ジメチルスルホキシドを含む排水の処理法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-243144
公開番号(公開出願番号):特開平6-091289
出願日: 1992年09月11日
公開日(公表日): 1994年04月05日
要約:
【要約】【目的】 ジメチルスルホキシド(DMSO)含有排水を生物処理により処理するにあたり、臭気発生の問題を解決し、高い処理効率にて、低コストに処理する。【構成】 DMSOを含む排水を、DMSO以外の有機物を含有する排水と混合し、該混合排水を嫌気性処理槽1で嫌気性処理した後、曝気が行なわれている好気性処理槽2で好気性処理し、次いで固液分離処理して処理水を得る。固液分離処理により分離された汚泥の少なくとも一部を、返送汚泥として嫌気性処理槽1及び好気性処理槽2に返送する。【効果】 DMSOが他の有機物との共存下において、高効率的にDMSに分解された後、このDMSが好気性処理槽において、効率的に硫酸イオンに分解される。高負荷運転にて、高水質処理水を安価に得ることができる。
請求項(抜粋):
ジメチルスルホキシドを含む排水を、ジメチルスルホキシド以外の有機物を含有する排水と混合し、該混合排水を嫌気性処理槽で嫌気性処理した後、曝気が行なわれている好気性処理槽で好気性処理し、次いで固液分離処理して処理水を得る方法であって、該固液分離処理により分離された汚泥の少なくとも一部を、返送汚泥として前記嫌気性処理槽及び好気性処理槽に返送することを特徴とするジメチルスルホキシドを含む排水の処理法。

前のページに戻る