特許
J-GLOBAL ID:200903086107847933

有価証券売買注文システムおよび有価証券売買注文処理方法、並びにプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 中野 寛也 ,  安藤 武
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-331151
公開番号(公開出願番号):特開2009-151725
出願日: 2007年12月21日
公開日(公表日): 2009年07月09日
要約:
【課題】複数の市場に跨る売買注文の容易化および投資家の市場監視負担の軽減を図ることができる有価証券売買注文システムおよび有価証券売買注文処理方法を提供する。【解決手段】複数の市場の相場情報を取得する相場情報取得処理手段21と、複数の市場における売りの気配値の最安値どうしを比較して最も安い売気配値総合最安値を判断する売気配値総合最安値判断処理手段22と、複数の市場における買いの気配値の最高値どうしを比較して最も高い買気配値総合最高値を判断する買気配値総合最高値判断処理手段23と、複数の市場間の値段の乖離額や乖離率等を算出する裁定取引用指標値算出処理手段24と、乖離額や乖離率等の大きい銘柄順に各銘柄の情報を表示する裁定取引候補銘柄一覧表示処理手段25とを設け、有価証券売買注文システム10を構成した。【選択図】図1
請求項(抜粋):
有価証券の売買注文に関する処理を実行するコンピュータにより構成された有価証券売買注文システムであって、 市場システムまたはその他の相場情報提供システムから、各銘柄についての複数の市場の相場情報を取得する処理を実行する相場情報取得処理手段と、 この相場情報取得処理手段により取得した前記各銘柄についての前記複数の市場の相場情報を、銘柄識別情報および市場識別情報と関連付けて記憶する相場情報記憶手段と、 前記各銘柄について、前記相場情報記憶手段に記憶された前記複数の市場の相場情報のそれぞれに含まれる各市場の売り注文の最も安い値段を示す市場別売気配値最安値どうしを比較することにより、前記各市場の前記市場別売気配値最安値のうち、いずれの前記市場別売気配値最安値が最も安い値段を示す売気配値総合最安値であるかを判断する処理を実行する売気配値総合最安値判断処理手段と、 前記各銘柄について、前記相場情報記憶手段に記憶された前記複数の市場の相場情報のそれぞれに含まれる各市場の買い注文の最も高い値段を示す市場別買気配値最高値どうしを比較することにより、前記各市場の前記市場別買気配値最高値のうち、いずれの前記市場別買気配値最高値が最も高い値段を示す買気配値総合最高値であるかを判断する処理を実行する買気配値総合最高値判断処理手段と、 前記各銘柄について、前記買気配値総合最高値判断処理手段により得られた前記買気配値総合最高値から、前記売気配値総合最安値判断処理手段により得られた前記売気配値総合最安値を減じることにより、乖離額を算出する処理、この乖離額を、前記売気配値総合最安値、前記買気配値総合最高値、前記各市場の前日の終値の平均値、若しくはその他の基準単価で除することにより、乖離率を算出する処理、または、前記売気配値総合最安値判断処理手段により前記売気配値総合最安値であると判断された前記市場別売気配値最安値に対応して前記相場情報記憶手段に記憶された売気配数量と、前記買気配値総合最高値判断処理手段により前記買気配値総合最高値であると判断された前記市場別買気配値最高値に対応して前記相場情報記憶手段に記憶された買気配数量とのうち、小さい方の数量を、同一銘柄についての買い注文および売り注文の双方が可能な数量を示す売買可能数量として決定し、決定した前記売買可能数量と、前記乖離額とを乗じることにより、前記売買可能数量について前記買い注文および前記売り注文を行った場合に見込まれる予想取引差額を算出する処理のうち、少なくとも1つの処理を実行する裁定取引用指標値算出処理手段と、 この裁定取引指標値算出処理手段により算出した前記乖離額、前記乖離率、若しくは前記予想取引差額のいずれかの裁定取引用指標値の大きい銘柄順に並べた状態で、各銘柄についての前記相場情報、前記売気配値総合最安値、前記買気配値総合最高値、前記乖離額、前記乖離率、若しくは前記予想取引差額のうちの少なくとも1つの情報を、前記銘柄識別情報とともに一覧表示する処理、 前記乖離額、前記乖離率、若しくは前記予想取引差額のいずれかの前記裁定取引用指標値が予めシステムで定められ若しくは投資家により入力指定された閾値以上若しくは超過である各銘柄について、前記相場情報、前記売気配値総合最安値、前記買気配値総合最高値、前記乖離額、前記乖離率、若しくは前記予想取引差額のうちの少なくとも1つの情報を、前記銘柄識別情報とともに一覧表示する処理、 前記乖離額、前記乖離率、若しくは前記予想取引差額のいずれかの前記裁定取引用指標値が予めシステムで定められ若しくは投資家により入力指定された閾値以上若しくは超過である各銘柄について、前記乖離額、前記乖離率、若しくは前記予想取引差額のいずれかの前記裁定取引用指標値の大きい銘柄順に並べた状態で、前記相場情報、前記売気配値総合最安値、前記買気配値総合最高値、前記乖離額、前記乖離率、若しくは前記予想取引差額のうちの少なくとも1つの情報を、前記銘柄識別情報とともに一覧表示する処理、 または、全ての取扱い銘柄について、前記相場情報、前記売気配値総合最安値、前記買気配値総合最高値、前記乖離額、前記乖離率、若しくは前記予想取引差額のうちの少なくとも1つの情報を、前記銘柄識別情報とともに一覧表示し、かつ、この一覧表示中で前記乖離額、前記乖離率、若しくは前記予想取引差額のいずれかの前記裁定取引用指標値が予めシステムで定められ若しくは投資家により入力指定された閾値以上若しくは超過である各銘柄を識別するための色塗り、枠囲い、網掛け、点滅若しくはその他の裁定取引候補銘柄識別用のマークを表示する処理のうち、少なくとも1つの処理を実行する裁定取引候補銘柄一覧表示処理手段と を備えたことを特徴とする有価証券売買注文システム。
IPC (1件):
G06Q 40/00
FI (2件):
G06F17/60 234C ,  G06F17/60 232
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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