特許
J-GLOBAL ID:200903086113193392

2流体混合装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2001009148
公開番号(公開出願番号):WO2002-036252
出願日: 2001年10月18日
公開日(公表日): 2002年05月10日
要約:
本発明では、表面張力を打ち破って気泡を液中に浮遊せしめる手段を、従来のように気体圧力に依存するのではなく、液体側の渦の力に依存せしめる。即ち、気体(9)側の圧力が、液体(10)側の静圧(=全圧-動圧)よりも高く設定されていれば、気泡は液体(10)側に凸になるが、孔(1)径が小さい場合は、液体(10)の表面張力と気体(9)圧力がバランスした状態以上には成長できないで留まる。然しながら、本発明では、セラミック円筒(3)の外側には、臨界レイノルズ数を超えるように、狭い流路を速い速度で液体(10)が流れるように考案されているので、液体(10)の流れは乱流となり、細かい渦が気泡の表面張力を打ち破る。気体(9)は細かい泡となって液体(10)に巻き込まれて連続的に吐出される。斯して、液体(10)に気体(9)を飛躍的に大量に溶け込ませる装置を簡便安価に実現可能となった。
請求項(抜粋):
複数の微細な孔1と流体A入口2とを有するセラミック製の筒3、該筒3と略同心円状に外側に配置され、流体B入口4とAB混合流体出口5とを有する筒6、流体A入口2にパイプ等で接続された流体A供給装置7、流体B入口4にパイプ等で接続された流体B供給装置8から成り、筒3内部の流体A9の圧力が、筒3と筒6の隙間を流れる流体B10の静圧よりも高く、且つ該流体B10のレイノルズ数が臨界レイノルズ数以上となるように調整されていることを特徴とする2流体混合装置。
IPC (3件):
B01F5/02 ,  B01F3/04 ,  B01F3/08
FI (3件):
B01F5/02 Z ,  B01F3/04 A ,  B01F3/08 Z

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