特許
J-GLOBAL ID:200903086115412369
電動機の回転速度制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-188590
公開番号(公開出願番号):特開平7-046874
出願日: 1993年07月30日
公開日(公表日): 1995年02月14日
要約:
【要約】【目的】 推定負荷トルクと回転速度検出信号を基に負荷トルクに対応する電機子電流を制御することにより、インパクトドロップを低減でき高性能な電動機の回転速度制御装置を得る。【構成】 回転速度信号Nを検出し、この回転速度検出信号Nと回転速度指令信号Nrefを基に電機子電流指令信号Iarefを得るメジャーループと、推定した負荷トルクを基に演算するとともに1次遅れ要素21により1次遅れ要素を持たせて電流信号を得、この電流信号を前記電機子電流指令信号に加減算するマイナーループを設けることにより、回転速度のインパクトドロップを大幅に低減できる電動機の回転速度制御装置を構成する。
請求項(抜粋):
電動機の電機子電流を入力とし、トルク定数を伝達関数として電動機の発生トルク算出し、この発生トルクと負荷トルクを加減算して加速トルクを得ると共に、この加速トルクを回転慣性を伝達関数として前記電動機の回転速度信号を算出する回転速度信号算出手段と、前記回転速度信号を入力とし今回の速度検出値と前回の速度検出値とを基にディジタル演算して速度差分信号をデイジタル値として算出する速度差分算出手段と、前記速度差分算出手段の速度差分信号を入力とし回転慣性信号を算出すると共に、この回転慣性信号と前記電動機の発生トルク信号とをアナログ加減算して電動機の推定負荷トルク信号を算出する負荷トルク推定手段と、前記回転速度算出手段によって得られた速度信号を入力として速度検出信号を得、この速度検出信号と電動機の速度指令信号を基に電機子電流指令信号を得るメジャーループ手段と、前記負荷トルク推定手段によって得られた推定トルク信号を基に、トルク定数を伝達関数として演算するとともに、1次遅れ要素を持たせて電流信号を得、この電流信号を電機電流指令信号と加減算するマイナーループ手段と、によって構成したことを特徴とする電動機の回転速度制御装置。
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